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ヤマハ「700GT」 ビンテージバイク「YR-2/YR-3」の要素を投影したXSRカスタム登場

バイクのニュース / 2020年12月8日 15時0分

ヤマハ・ヨーロッパが企画するカスタムバイク・プロジェクト「Yamaha Yard Build」では、様々なスタイルのカスタム車両が生み出されてきました。新たに公開された「700GT」はどのようなカスタムなのでしょうか。

■ヤマハのビンテージスクランブラーのイメージを踏襲

 ヤマハ・ヨーロッパは、世界で活躍するプロのカスタムバイクビルダーとのコラボレーション企画「Yamaha Yard Build(ヤマハ・ヤード・ビルド)」の一貫として製作した「700GT」を公開しました。

 ヤマハのネオレトロ・ネイキッド「XSR700」をベースにした700GTは、ポルトガルのエスモリスを拠点に活動するカスタムバイクビルダー「Rua Machines」が製作したカスタムバイクです。

 1960年代に製造されたヤマハのスクランブラー「YR2/YR3」のイメージからインスピレーションを受けた700GTでは、外装パーツの大部分を剥ぎ取り、自作のパーツを使用。フロントサスペンションをローダウンし、YR2を模倣したショックカバーを装着。そこにアップスタイルのエキゾーストシステムを装着することでレトロなスクランブラースタイルのイメージを再現しています。

 また、700GTではハンドルバーのボタンを小さくしてインジケーターをLEDに変更することでシンプルなハンドル周りを構築しています。

 現代的なバイクをベースにしつつ、ヤマハのビンテージモデルの雰囲気を見事に再現した好例といえるカスタム。それが700GTなのかもしれません。

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