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アプリリア新型「RS 660」日本での受注開始 ロードスポーツ性能に最適なパワーウェイトレシオが特徴

バイクのニュース / 2020年12月9日 11時0分

日本でイタリアのバイクブランド「アプリリア」を展開するピアッジオグループジャパンは、全国のアプリリア正規販売店にて、新型「RS 660」の予約受付を開始しました。価格(消費税10%込み)は139万7000円、2021年5月より順次出荷される予定です。

■気軽にスポーティな走りを楽しむために生まれた新コンセプトモデル

 2輪のロードレースシーンで多くの世界タイトルを獲得するイタリアのモーターサイクルブランド「アプリリア」から、排気量659ccのスポーツモデル「RS 660」が新登場しました。日本では2020年12月8日より予約受付開始、2021年5月より順次出荷される予定です。気になる価格(消費税10%込み)は139万7000円です。

 アプリリアの新型「RS 660」は、2018年のミラノショー(EICMA2018)でコンセプトモデルが発表され、2019年には市販車に近い姿で展示、2020年に欧州で新型車としてリリースし、いよいよ日本市場への導入が決まりました。

 排気量659ccの水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、最高出力100hp/10500rpm、最大トルク67Nm/8500rpmを発揮する、車重183kg(装備重量)の「RS 660」は、アプリリアのモデルラインナップの中では不在となっていた、ミドルクラスのライトウェイトスポーツという位置づけです。

 レーシングマシンの開発と量産スーパースポーツモデルを世に送り出しているアプリリアが、特別なライダーだけではなく、様々なライダーが乗りやすく、ストリートでもサーキットでも最適なスポーツ体験を提供できるように、という新たなコンセプトを掲げて開発しました。

 新型エンジンは欧州の排出ガス規制「EURO5(ユーロファイブ)」に準拠し、アプリリアのフラッグシップモデル「RSV4」に搭載されるV型4気筒エンジン(1100cc)のフロントバンク(前側2気筒)に由来しています。

 そして世界トップレベルのレースで磨かれ、最先端と称賛される電子デバイス「APRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)」を採用することで、性能と安全性を確保しています。さらにクルーズコントロールやクイックシフトまでパッケージングされ、ライディングモードもストリート用に3つ、サーキット用に2つ設定されています。

 スタイリングでは、アプリリアのスポーツモデル特有のトリプルLEDヘッドライトをはじめ、ターンシグナルに組み込まれたDRL(デイライト)、旋回時にカーブの先を照らすコーナリングライト、空力性能を高めるダブルフェアリングなども装備し、シート高は820mm、ライディングポジションは前傾し過ぎない設定でツーリングや日常的な走行にも最適としています。

アプリリア新型「RS 660」

 新型「RS 660」のカラーバリエーションは「エイペックスブラック」、「ラバレッド」、「アシッドゴールド」の3パターンです。予約受付や販売は全国のアプリリア正規販売店となります。

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