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キャンプツーリングに最適なランタンを考える 持ち運び便利で雰囲気も演出してくれるアイテムは?

バイクのニュース / 2020年12月12日 13時0分

ホワイトガスにガス缶、LEDにオイルと、いまや様々な種類のランタンがありますが、キャンプツーリングに持って行くなら、どれを選べばよいのでしょうか?

■灯りひとつで、キャンプ場での居心地が大きく変わる

 バイクで行くキャンプツーリングでは、キャンプ場に到着し、バイクから道具を下ろしてテントなどを設営し、だんだんと陽が暮れてきたら、ランタンが活躍する時間帯です。都会の光が届かないキャンプ場では、月明かりやランタンの光が、雰囲気のある時間を演出してくれます。ここではバイクでの携帯にも向くランタンをいくつかご紹介しましょう。

 根強いファンが多いオイルランタンです。ドイツの「FEUER HAND(フュアハンド)」や「DIETZ(デイツ)」のオイルランタンをベースに持つタイプで、オイルに浸された芯に着火するというシンプルな仕組みです。

 着火や炎の調整も簡単ですが、何と言っても雰囲気のある灯りが魅力です。ボッチキャンプ芸人のヒロシさんもオイルランタンにこだわっていますが、とにかく何を照らしてもいつもと違った空気感を演出してくれるのです。炎も安定していて寒さや風にも強く、メンテナンスも簡単。サイズも各種あるので、バイクツーリングにもオススメできます。

 イワタニプリムスやSOTOなどで有名なガスランタンは、いわゆるマントルを燃焼発光させるタイプで、定番中の定番です。コツさえ掴めば使いやすくてオススメですが、一度使用したマントルは崩れやすいので、替えを必ず持って行くようにしましょう。替えのマントルを忘れてショックを受けたライダーもいるのではないでしょうか?

 同じくガス缶(OD缶)を使用したものに、カートリッジから直接炎を出すタイプのランタンもあります。コールマンの「ルミエール」やスノーピークの「ノクターン」などが有名です。他にもキャプテンスタッグやSOTOなど様々なメーカーから発売されていますが、ここで紹介するのは「Fire-Maple(ファイヤーメープル)」の「オレンジガスランタン」です。中国製ブランドで安価なのが特徴ですが、日本の取扱い会社が正規輸入しており、故障などへの対応もしてくれます。

ベアボーンズのミニエジソンランタンは、雰囲気抜群のエジソン球を使用したLEDタイプ。ランタンスタンドに引っ掛けて手元を照らしたり、テント内でも安心して使用できる

 そして近年進化著しいのがLEDランタンです。かつてLEDと言えば白色タイプが多かったのですが、最近ではオイルやガスに負けないくらい、雰囲気の良い灯りを演出するLEDランタンもあります。

「BAREBONES(ベアボーンズ)」の「ミニエジソンランタンLED」をはじめ、オイルランタンの形をしたものまで発売されています。ランタンとスピーカーを兼ねるものもあります。

 キャンプツーリングに持って行きたいランタンは、定番モノから進化形までバリエーション豊かです。好みや用途に合わせて、何種類か使い分けるのも良さそうです。

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