ホンダ「CBR650R」新型登場 外観デザインとフロントフォークをアップデート

ホンダはコンパクトなフルカウルを備えたロードスポーツモデル「CBR650R」の新型モデルを発売します。どのような進化を遂げたのでしょうか。

■扱いやすいフルカウルがモデルチェンジ

　ホンダはコンパクトなフルカウルを備えたロードスポーツモデル「CBR650R」の新型モデルを2021年1月28日に発売します。

「CBR650F」をベースに開発した「CBR650R」は、扱いやすい車体に低回転域から高回転域まで伸びやかな回転フィーリングを堪能できる排気量648ccの水冷4ストロークDOHC直列4気筒エンジンを搭載するモデルで、ライダーの疲労軽減や安心感のある走りに寄与する、アシストスリッパークラッチやHonda セレクタブル トルク コントロール（HSTC）を採用。「エキサイティングな走りの堪能 直4 Middle CBR R」という開発コンセプトを実現しています。

　新型モデルでは、シートカウルとリアフェンダーを、よりエッジの利いた形状に変更し、シャープで躍動感のあるスタイリングに変更。併せて優れた路面追従性と軽量化を両立させたSHOWA（ショーワ）製SFF-BP（セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン）を新たに採用した上で、ハンドルの切れ角を増加させ取り回し性を向上させています。

ホンダ「CBR650R」従来モデル

　また、車体色はスポーティーな印象をより高めるストライプを採用した「グランプリレッド」、マットブラックを基調にシルバーのアクセントを取り入れた「マットバリスティックブラックメタリック」の計2色が設定されています。

　そのほか、文字サイズを拡大させるとともにバックライトの照射角度を変更し視認性をより高めたメーターなどを採用したCBR650Rの価格（消費税込）は105万6000円からとなっています。