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オランダ生まれのスマートな電動アシスト自転車 『VanMoof(バンムーフ)』の最新e-BIKEとは!?

バイクのニュース / 2020年12月21日 17時0分

オランダ生まれのスマートなデザインが特徴の電動アシスト自転車『VanMoof(バンムーフ)』の最新e-BIKEについてご紹介します。

■電動アシスト自転車(e-BIKE)と言うより「スマートバイク」

 言うなれば「スマートバイク」のほうがしっくりとくる、これが『VanMoof(バンムーフ)』製品に対する総評です。

「e-BIKE」と言うとかしこまった印象がありますが、いわば電動アシスト自転車のこと。小さな子供の送り迎えに最適な“日常の足”として日本でも爆発的に広がっており、もはや珍しい存在ではありません。

 もちろんこのバンムーフも同じ電動アシスト自転車に含まれますが、スマートバイクと呼ばせる違いはどこにあるのでしょうか?

 バンムーフの出自は、2009年にオランダ・アムステルダムで誕生し、2014年からe-BIKEをリリース。日本では2017年にデビューを果たしています。その3年後となる2020年には、最新モデルとなる第3世代が登場しました。

 ブレイクスルーとも言える第3世代の「S3」と「X3」について、ブランドコンテンツマネージャーのロバート・デビッドさんにお話を聞かせてもらいました。

取材に応じてくれたのは、ブランドコンセプトマネージャーを務めるロバート・デビッドさん

「第3世代となるS3とX3は、2020年4月21日に全世界同時発表しました。S2世代(先代モデル)から大きく認識も変わりました。e-BIKEであることを示す“Electrified”という名前を付けなくても、バンムーフは電動アシスト自転車ということを認知されていますので、ここはもうナンバーだけ(S3、X3)でいこうということになりました」

■ライダーからのフィードバックを開発に生かしている

第3世代となったSシリーズ「VanMoof S3」 価格25万円(消費税10%込み)

「S2とフレームのデザインは同じですが、変速ギア数を増やしたり、eシフター(オートマチック変速)を採用してます。スマートフォンアプリで変速スピードのセッテイングもできます。ブラッシュアップするためにユーザーの声を汲み取っていて、より使いやすくするために随時ファームウエアのアップデートを進めています。スマートフォンに近いですね」

 まさにスマートバイク! 性能はよりブラッシュアップしているのに、なぜ価格を下げることができたのでしょうか?

「これまではテストや製造をいくつもの別会社に委託しており、非常に多くのコストがかかっていました。現在は一元化しており、バンムーフが直接管理することができるようになったのがコストダウンの大きな要因ですね。もうひとつの理由は、もっと多くの人にe-BIKEに乗ってほしいという理念に基づいて、販売価格を下げ、より身近な存在にしたいという想いがありました」

 人気を集めていると内外から聞きますが、具体的な数字を教えていただけますか?

「今もっとも売れている国はドイツです。もちろん、母国オランダでも人気はありますね。日本国内では第3世代発表の2020年4月から8カ月の間で900台売れています。

 第2世代まではビジネスオーナーといった富裕層が多かったのですが、新しいモデルは価格が下がり、年齢層は幅広くなりました。ヨーロッパやアメリカでは30、40歳代から、日本でも30歳前後からと、より若い層にも広がっています。第2世代のオーナーも、価格が安くなったということで買い替えていただく需要もありますね。

フレームがクロスしていることから命名された「VanMoof X3」 価格25万円(消費税10%込み)

 なによりX3の存在によって女性のユーザーが増えました。日本ではX3が(両モデルのうち)60%ほどを占めていて、カップルでシェアするケースが多いようです。逆に海外ではS3が60%となっています」

 自動車は持たないけど生活の足として電動アシスト自転車が欲しい、という人にオススメ。加えて他にはないデザインが「いいね!」とバンムーフにたどり着く。このご時世もあり、オンラインでの購入がとても多いとのことです。

 新型コロナウイルスの影響もあり、ローカルでのポップアップは中断している状況ですが、原宿にあるショールームでは試乗体験が可能です。

「ぜひオンラインで予約のうえ、試乗体験していただきたいです」

 連日予約が入っているそうで、平日に訪問してもショールームは賑わいを見せていました。試乗予約は、公式ホームページからお申し込みください。
※現在新型コロナウィルス感染対策のため、ストアに入れる人数を2名までとしています。

※ ※ ※

 シンプルなスタイルで街に馴染むデザインに、ハイテク性能を搭載しているというギャップが好奇心を刺激します。国産電動アシスト自転車の価格と比較してしまえば、リーズナブルになったとは言え割高ですが、バリュープライスと言えるだけのパフォーマンスがあります。その内容は次の機会にご紹介したいと思います。

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