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CFMoto「ZEEHO Cyber Concept」公開 KTMとの合弁事業により誕生した最新の電動スクーター

バイクのニュース / 2020年12月18日 19時0分

中国のバイクメーカー「CFMoto」は、新たに立ち上げた電動バイクブランド「ZEEHO」の最新モデル「Cyber Concept」を公開しました。どのような特徴があるのでしょうか。

■北欧デザインの最新電動バイク

 中国のバイクメーカー「CFMoto」は、新たに立ち上げた電動バイクブランド「ZEEHO」の最新モデル「Cyber Concept」を公開しました。

 1989年に設立され、中国で最大のオートバイメーカーの1つであるCFMotoは、125ccから700ccまでのガソリンエンジン車を製造・販売するメーカーで、2011年には欧州最大のバイクメーカーの1つであるオーストリアのKTMとの合弁事業を開始しています。

 最先端の電動スクーターであるCyber Conceptは、KTMやハスクバーナの車両をデザインする「Kiska Design」によりデザインされたモデルで、最大出力14馬力、最大トルク15 ft-lbsを発揮する10kWの水冷式電動モーターをミッドマウント。

CFMotoの最新電動バイク「ZEEHO Cyber Concept」

 0から50km/h(31 mph)までわずか2.9秒で加速し、最高速度は110km/h(68.3 mph)に到達するほか、急速充電によりわずか30分で0から80パーセントまでの充電可能、航続距離は130kmを実現しています。

 また、Cyber Concept ではKTMと同じハイテクプロセスで製造された軽量シャーシにブレンボ、ボッシュ、KYB、コンチネンタルなどの有名メーカーの信頼性の高いOEMパーツを多数使用しているため、その品質は大幅に向上しています。

CFMotoの最新電動バイク「ZEEHO Cyber Concept」

 そのほか、Cyber Concept では6つの高解像度カメラを車体に搭載することで実現した360度の障害物警告システム、エコ、ストリート、スポーツの3つのライディングモード、ボッシュ製のスタビリティコントロールなど、安全性と利便性を高める機能が備わってます。

 なお、CFMotoはCyber Conceptの正式量産を2021年前半に開始すると発表しています。優れたデザイン性と走行性を持つ電動スクーターが市場にどのような影響を与えるのか期待が掛かります。

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