グッドライダーミーティング埼玉・レディースデーに参加！

バイクのニュース / 2020年12月25日 17時0分

バイクタレントとして活躍する岸田彩美さんが二輪車安全運転講習会「グッドライダーミーティング埼玉・レディースデー」に参加しました。どのような講習が行われているのでしょうか。

■グッドライダーミーティングはどんなことをするの？

　こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。新型コロナウイルスの影響で、様々なイベントが中止になる中、二輪車安全運転講習会のグッドライダーミーティングも中止・延期が続いておりました。そんな中、2020年最後にグッドライダーミーティング・レディースデーの開催が決まり、私も参加しましたのでその時の様子をお伝えします。

　レディースデーということで参加者は女性だけ。28名の参加者が集まりました。

　グッドライダーミーティングに参加する時の車両は自分の所有するバイクです。車両ごとに特性が違いますから、自分が普段乗っているバイクを知る良い機会になります。　しかも、バイクに乗って走行練習するだけではないのです。

　バイクに乗る前の“点検作業”をチェックシートのもと、確認します。日々の点検は非常に大切。整備不良が原因で事故が起きてしまうケースもあります（タイヤが減っていて雨の日に滑ってしまう等）。私はタイヤの空気圧は1年のうち四季ごとにチェックすればいいと思っていましたが（年に4回）、最低でも月１度はチェックしましょうとのことでした。案の定バイクのタイヤ空気圧は約1.00kgf/?減っておりました。間違った知識、反省です。

　午前中は、見通しの悪い交差点・交差点右折時の走行方法やUターン、一本橋、スラローム……などなど、様々なセクションが設けられ、練習走行を行います。

　最近、右折時の事故はよく耳にしますよね。右折する時は以下のような様々な事に気をつけなければいけません。

1.対向車
2.対向車の隙間からバイクがすり抜けてくるかもしれない
3.横断歩道を渡る歩行者や自転車

　実際に車両を置き、指導員さんが歩行者役になり、私たちが日常で遭遇するであろう状況を再現した上での練習をすることができました。

二輪車安全運転講習会「グッドライダーミーティング埼玉・レディースデー」で指導員を努めた埼玉県警の女性白バイ隊員「SKIP」

　また各セクション事に埼玉県警の女性白バイ隊員「SKIP」の方々や二輪車安全運転指導員の方がいてくださるので、アドバイスを頂けます。

　苦手なUターンの時は、膝の隙間に一万円札を挟むイメージで走ってみて！　と……わかりやすい!! 　自分ではニーグリップがしっかりできていると思っていましたが、まだまだなんだな、もっと身体を上手く使って意識して乗っていかないとだめだなあと感じました。

■午後は総合走行と座談会

　お昼休憩を挟み、午後は白バイ引き起こし体験からスタート。女性白バイ隊員さんは345キロもある車体をスッと引き起こしておりました。日ごろの訓練の賜物ですよね。私は残念ながら引き起こしできませんでした（400ccのバイクは無事できましたよ！）。この講習会ならではの一コマです。　

345キロもある車体をスッと引き起こす埼玉県警の女性白バイ隊員「SKIP」

　つづいてリーンイン・アウト、リーンイン・ウィズの姿勢で旋回走行練習をしました。以前より自信を持って走れるようになったけど、これはトライアルの練習のおかげかな??　特にリーンアウトでの走行は全然うまくできませんが、恐怖心が少なくなったことは大きな進歩かなと思います。

　最後に総合走行です。走行コースを変えて白バイ隊員さんの後ろについて追従走行します。ブレーキのタイミングやラインどりの勉強になりますね。そして白バイ隊員さんの後ろを走れる機会というのも貴重なので（色んな意味で！）存分に味わえました(笑)。

　一日たくさんの練習をした後は、参加者・女性白バイ隊員さん・指導員さん皆で座談会です。これもレディースデーならではの時間です。実は受付時にアンケートが配られ、質問を書ける欄があります。この座談会では、集まった質問に対してのアドバイスや回答をみんなで共有する時間です。より皆さんとの距離が縮まる感じがしました。最後にじゃんけん大会もあって、和気あいあいとした中で終わりとなりました。

岸田彩美さんが参加した二輪車安全運転講習会「グッドライダーミーティング埼玉・レディースデー」。最後に座談会やじゃんけん大会などが行われました