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ブランクがあるけどまたバイクに乗れる…?ペーパーライダー講習とは!

バイクのニュース / 2020年12月28日 9時0分

かつてバイク免許を取得した人の中には、実際に乗る機会がなくペーパーライダーのままになっている人も意外に多いのではないでしょうか?免許はあっても、ブランクが長ければ安全に乗れるとも限りません。そこで、ぜひ活用していただきたいのが久しぶりにバイクへ乗るライダーに向けたペーパーライダー講習です。

■ペーパーライダー講習とは?

 バイクの免許を取得後、バイクに乗るタイミングがなく1年以上乗っていないといった人や、昔乗っていて数年ぶりに乗り始めてみようかと考えている人も意外に多いようです。しかし、バイクは久しぶりに乗っていきなり感覚を取り戻すのは難しく、安全に乗るためには練習が必要と言えます。

 バイクの練習方法は大きく分けて2つあり、1つは交通量の少ない公道で実際にならし運転をして感覚を取り戻す方法です。この場合、自力で練習するというよりは現役ライダーの友人などに頼んで、一緒に練習に付き添ってもらう方法も有効と言えます。しかし、公道での練習は事故につながるリスクがあるだけでなく、交通ルールを思い出せないまま走行してしまうと、交通違反に問われる可能性も十分ありえるでしょう。

 そこで、もう1つの方法であるペーパーライダー講習に注目です。この講習は免許に必要な講習ではなく、ライダーが任意で受けることができるバイク練習の場といったイメージでしょうか。バイクメーカー、ドライビングスクール、各二輪車団体などが主に主催しており、幅広い年齢層のライダーがペーパーライダー講習を受講しています。プロの指導員によって発進停止、クラッチ操作、クランプ走行など基礎から学ぶことができ、上手く走れるポイントなども伝授してくれます。また、原付から大型バイクまで各免許に合わせたコースを受講することができるので、レベルに合った講習を受けることができます。

■ペーパーライダー講習の受講内容

 ヤマハテクニカルセンターの「ペーパーライダースクール」によると、講習の流れは以下の通りとなっています。

 基本的にはプロの指導員による2時間のマンツーマンレッスンで、まずはじめはニーグリップの練習です。バイクの基本姿勢であるニーグリップを正しく覚えておくことで、安定性をキープし上手な走行に繋がる大切な基本技術となります。

二輪車専門自動車学校「ヤマハテクニカルセンター」では2時間のマンツーマンレッスンが行われています

 外周を慣らし走行したのち、直線やカーブ時での加速減の仕方を学びます。場合によっては指導員のバイクでタンデム走行し、実際の正しいタイミングを体感して学ぶこともあるようです。8の字走行ではハンドル操作だけではなく目線のポイントなどもアドバイスしてくれます。

 基礎を学んだら、次は応用に突入です。実際の公道走行を想定したコースを使用し、外周、8の字、S字、交差点、一本橋を走行していきます。免許取得時の試験とは違い、指導員がマイクで走り方のポイントや注意点をその都度フォローしてくれます。

 今回の講習は1回2時限で料金は1万6,500円(税込)となっており、事前に電話予約が必要となります。当日必要となるものは運転免許証、ヘルメット、グローブ、バイク走行にふさわしい服装、を用意しておく必要があります。スクールによってはレンタルOKの場合もあるようです。

※ ※ ※

 楽しみながらバイクの基礎から学びなおすことできるのは、ペーパーライダーにとってはありがたい講習となり、基本的な技術だけでなく自信と安心まで手に入れることができるでしょう。また、いずれワンランク上の免許に挑戦したいと思っているペーパーライダーのなかには、いきなり教習所で免許取得に挑戦しバイクの練習と免許取得を同時に済ませてしまうといったケースもあるようです。もちろん教習所でもプロの指導員による基礎を学ぶことが可能となりますが、まずは1回2時間程度のペーパーライダー講習を受けてみるのも良いのではないでしょうか。

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