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新年のはじめには初詣ツーリング!関東で行ける交通安全祈願ができるバイク神社とは?

バイクのニュース / 2021年1月1日 9時0分

より良い年を迎えるためにも新年はじめの初詣は大事な行事と言えます。雪の降らない地域では初詣ツーリングに出かけるライダーも多く、事故のないバイクライフが送れるようにと交通完全祈願をしているようです。今回は、多くのライダーが初詣ツーリングで集結する「バイク神社」を紹介します。

■交通安全祈願ができるバイク神社とは?

 日本には多くの神社が存在していますが、そのなかでもバイクに特化した「バイク神社」が存在しているのをご存じでしょうか?栃木県にある安住神社は「全国バイク神社認定第一号」で、「バイク神社」「オートバイ神社」としてライダーたちの間で有名な神社となっています。アニメ「ばくおん!!」にも登場している神社で、全国のライダーがバイクの大小や車種を問わず、安心安全なバイク生活を送れるようこの地に交通安全祈願を行いに訪れます。

 バイクの運転は、ライダー自身の運転技術はもちろんですが、実際に運が良くて助かったといったケースも多いようで、神聖な神社で愛車をお祓いしてもらうことは大切な行事と言えます。

 バイク神社での交通安全祈願の流れとして、まずは申込用紙に記入し初穂料を納めたら手と口を清めます。まずはライダー自身のお祓いをしてもらい、外のお祓い場所では宮司と巫女が愛車に向かい祈祷を捧げていただきます。その後はバイクにちなんだ形の絵馬に願い事を書くなどして一年の安全を祈願します。

 安住神社の歴史は古く西暦899年に建立し厄除けの神様として信仰されており、バイクには縁がないように思われますが、実は安住神社の神職自身がライダーでもあり、交通安全の神様も祀られていることからバイク神社としてPRしたのが始まりだそうです。境内にはバイク乗りの顔出しパネルも設置されていて、恥ずかしながらも記念にと撮影していくライダーも多いようです。

■関東で行ける交通安全祈願ができる神社

●小鹿神社(埼玉県)

 埼玉県秩父市にある小鹿神社はバイクの聖地としても有名なバイク神社となっています。ツーリングスポットとして多くのライダーが集まることから、街おこしの一環としてオートバイ安全祈願の看板を国道299号線の道路わきに掲げています。看板にデザインされたバイクはよく見るとローマ字でOGANOと形取られているのがわかります。バイクのナンバーを書いた用紙とともに、500円を賽銭箱に納めることでお焚き上げをしてもらえるようです。また、「転倒防止」にちなんだてんとう虫の絵柄のお守りも人気を集めています。

●川崎大師(神奈川県)

神奈川県川崎市にある川崎神社は「関東厄除け三大師」のひとつです

 神奈川県川崎市にある川崎神社は「関東厄除け三大師」のひとつでもあり、クルマとバイクの車祓を行ってくれます。交通安全祈祷はアジア風のデザインが特徴の自動車専用の祈祷殿で行われ、祈祷料は1台5,000円。交通安全のお札、災難を除く意味がデザインされたステッカー、交通安全のお守り、災厄をお大師さまが身代わってくれる身代守が祈祷授与品として授与されます。川崎大師にちなんで、カワサキ乗りのライダーはぜひ交通安全祈願してみてはいかがでしょうか。

●成田山新勝寺(千葉県)

千葉県成田市にある成田山新勝寺

 千葉県成田市に成田山新勝寺は、災難から守護してくれる不動明王が祀られており、車祓に訪れる人も多く見られます。予約の必要はありませんので、本堂から少し離れた場所にある交通安全祈祷殿に直接向かいます。「仏心で握るハンドル事故はなし」のお言葉にあるように、交通事故は人の心の隙によって起こることが多く、清らかな心でハンドルを握ることが大切と言えます。

※ ※ ※

 初詣ツーリングはバイクにゆかりのある地へ向かうことも多く、バイクによる交通渋滞になることも珍しくはないようです。寒さと渋滞を乗り越えた先の安全運転祈願は一年の災難をきっと祓ってくれることでしょう。また、初めて初詣ツーリングに出かけるライダーにとっては神社選びも大切ですが、凍結による転倒事故のないよう安全な道で確実にたどり着ける神社を選んでみては良いのではないでしょうか。

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