夜道雪のチャレンジバイク道! SUZUKIの250ccc油冷エンジン搭載のフルカウルロードスポーツ、ジクサーSF250を初体験してみました!!
バイクのニュース / 2021年1月3日 11時0分
人気YouTuberで声優、モデルなどマルチで活躍する夜道雪さんが、スズキの軽二輪クラスのフルカウルロードスポーツモデル、ジクサーSF250に初試乗。スタイルや足つき、取り回し、乗り味をチェックしてみました!
■新開発の油冷エンジンを搭載したフルカウルロードスポーツ
人気YouTuber、声優、モデルとして幅広く活躍している夜道雪さんは、身長は155cmと小柄ながら大型二輪免許を所有する大のバイク好き。しかし、スズキのバイクには乗る機会が少なかったそう。
そこで今回はスズキのフルカウルロードスポーツモデル、ジクサーSF250をフューチャー! 2019年からスズキ・モーターサイクル・インディアで製造販売されているグローバルモデルで、2020年4月より日本仕様の発売が開始されました。
モデルは2タイプで、フルカウルモデル「ジクサーSF250」とネイキッドモデル「ジクサー250」を展開。街乗りからツーリングまで幅広く楽しめるフレンドリーさと、リーズナブルな価格設定が魅力です。ちなみに、フルカウルモデルの「SF」はスポーツ・フェアリングのこと。セパレートハンドルを採用したスポーティさが特長です。
注目ポイントは新開発された油冷249cc4バルブSOHC単気筒エンジン。独自に開発した油冷システム「SOCS(Suzuki Oil Cooling System)」を採用しています。従来の噴射式ではなく、シリンダー外側にエンジンオイルの通路を設けて冷却する方式で、燃焼効率を向上し、軽量化やフリクション低減を図ることで、高回転・高出力かつ優れた燃費性能を実現しているのです。
スズキの軽二輪ロードスポーツモデル「ジクサーSF250」
今、巷で流行している250ccスーパースポーツとは異なるキャラクターを持つジクサーSF250。今回初体験という夜道さんに、見た目の印象や扱いやすさ、足つき性や乗り味など、気になるところをチェックしてもらいました。
■スズキらしいデザインと作り込みのよさで、ビギナーからベテランまで楽しめちゃう!
どうも夜道雪です! 今回紹介させていただくのはスズキのジクサーSF250です。実は初めて乗ります。ネイキッドモデルのジクサー250にも乗ったことがありません。個人的にトルク感のある単気筒が大好き。新開発の油冷エンジンと聞いて、乗るのを楽しみにしていました。
スズキの軽二輪クラス「ジクサーSF250」を徹底チェックしてみます
試乗するモデルのカラーはトリトンブルーメタリック。他にマットプラチナシルバーメタリックNo.2とマットブラックメタリックNo.2がありますが、このモデルのみサイドに「SUZUKI」と大きく書かれているのがイイです。MotoGPのワークスカラーを思わせるスズキらしいカラーとデザインです。
それに作りのよさに対して車体価格がリーズナブルなのも魅力。単気筒エンジンだからメンテナンス性が高いし、燃費もよさそう! 初心者から、中級者、ベテランライダーでも充分に楽しめそうです。
■軽快に走る楽しさ、リーズナブルな価格が魅力
実際にまたがってみると、シート高は800mmと高めで身長155cmの私で両足のつま先が接地する程度。タンク、シートは少し絞ってありますが、私にはちょっと太めです。足もとがおぼつかない感じがして少し怖いかも。停車時はステップが足に当たりやすいので、慣れが必要です。
高めに設定されているシート高は、身長155cmの私で両足のつま先が接地する程度です
サスペンションはちょっと硬め。私の体重だとあまり沈まないので足つき性もあまりよくありません。サスペンションの初期設定は体重65~75kg程度を想定していると言われてます。専用開発されたモノサスペンションは7段階のプリロードアジャスターを装備していてライダーの好みに合わせて調整できるので、きちんとセッティングを出せばよくなりそうです。
走り出しは単気筒らしくトルクフルな「ジクサーSF250」
走り出しは単気筒らしくトルクフル。最初は加速にギクシャクしてしまいましたがすぐに慣れました。250ccのスーパースポーツモデルと比べると少し非力かもしれませんが、軽快でスムーズ。街乗りでは充分なパワーでキビキビと走れちゃいます。
気になる点は少しあるけど、トータルで見れば、バイクの品質と性能がとてもいいですね
やっぱり大きな魅力はリーズナブルな価格です。サスの影響なのか、プラパーツの影響なのかわかりませんが、またがった時になるギジギシミシミシという音が少し気になりましたが、トータルで見れば、バイクの品質と性能がとてもいいと思います。スクリーンがコンパクトでシートが少し硬めなので、高速道路を使ってロングツーリングする人はカスタムするものありでしょう。
ジクサーSF250は、単気筒らしいトルク感を味わいながらトコトコと走りに行くと楽しそう
ジクサーSF250はスポーティーな見た目ですが、ゴリゴリのスーパースポーツじゃないところがポイント。単気筒らしいトルク感を味わいながら軽快に走る楽しさがあります。ソロで人の少ない場所へとトコトコ走りに行ってみたいなって思いました。
■ジクサーSF250(2020年モデル)
全長×全幅×全高:2010×740×1035mm
軸距:1345mm
最低地上高:165mm
シート高:800mm
車両重量:158kg
最小回転半径:2.6m
エンジンタイプ:油冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量:249cc
内径×行程:76.0×54.9mm
圧縮比:10.7:1
最高出力:19kW(26PS)/9000rpm
最大トルク:22N・m(2.2kgf・m)/7300rpm
燃料タンク容量:12L
タイヤ:前110/70R17M/C 54H、後150/60R17M/C 66H
ブレーキ形式:前後 油圧式シングルディスク(ABS)
懸架方式:前 テレスコピック式、後 スイングアーム式
フレーム形式:ダイヤモンド
■メーカー希望小売価格:48万1800円
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