ダカールラリー2021第3ステージはKTM勢が上位進出!
バイクのニュース / 2021年1月8日 7時0分
ダカールラリー2021第3ステージは、Red Bull KTM Factory TeamのT・プライス選手が第1ステージに続きステージ優勝し、トップ5にKTM勢が4台入賞しました。2位には、Monster Energy Honda Teamのケビン・ベナバイズ選手が入っています。
■第3ステージは、トップ5にKTM勢4台入賞
ダカールラリー2021第3ステージは、Red Bull KTM Factory TeamのT・プライス選手が第1ステージに続きステージ優勝を果たしました。2位には僅差でMonster Energy Honda Teamのケビン・ベナバイズ選手、3位はRed Bull KTM Factory TeamのM・ウオークナー選手が表彰台を獲得しています。
第3ステージは、403kmのスペシャルステージ(以下:SS)を含む総距離630kmに及ぶワディ・アド・ダワシルのループステージです。第2ステージを1位と2位で終えたホアン・バレダ選手とリッキー・ブラベック選手は、ワディ・アド・ダワシルから吹く強い風によって、砂丘地点に到達する前に根気のいるナビゲーションを強いられ、一日を通じて砂丘と砂漠での厳しいナビゲーションが求められました。後方でスタートしたKTMのライダーたちは、難しいナビゲーションよりもライディングに集中できるので、先行したライダーとの差を縮めることができます。
後方に迫るライダーからなんとか距離を保とうとしたバレダ選手とブラベック選手でしたが、過酷なミッションとなり、バレダ選手が30位、ブラベック選手が25位でステージを終えています。総合順位は、1位Red Bull KTM Factory Team S・ハウズ選手、2位Monster Energy Honda TeamのK・ベナバイズ選手、3位HT Rally Raid Husqvarna Racing X・ド・スルトレ選手です。
■ケビン・ベナバイズ選手(第3ステージ:2位)
Monster Energy Honda Team ケビン・ベナバイズ選手
また順位を上げることができてとても嬉しいです。今日は後方からスタートでしたが、この状況を活かす方法はわかっていました。ベストを尽くしましたし、マシンの感触やスピードにも満足です。タイムを縮めることができたのもよかったです。明日は、ルートを切り開いていくので、ベストを尽くさなくてはなりません。
今回のダカールラリーは順位のアップダウンが激しいレースですが、今はとても好調です。この調子を維持していきたいです。
■ホセ・イグナシオ・コルネオ選手(第3ステージ:10位)
Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネオ選手
砂丘地帯や岩の多いトライアルのようなエリア、スピードが出るエリアなど、多様性に富むステージでした。先にスタートしたライダーに追いつくという今日の目標を達成できましたし、ステージの大部分をうまく切り抜けることができました。マシンもとても感触がよく、この先のステージでもしっかりと結果を残し、総合順位をあげていきたいです。
■リッキー・ブラベック選手(第3ステージ:25位)
Monster Energy Honda Team リッキー・ブラベック選手
結果はどうにもなりません。輪ゴムのようなもので、伸びたり縮んだり、突然変わります。とても難しいですが、イライラするものではありません。ただ、調子を戻す方法がわかりません。10位以内でフィニッシュしたいのですが、そのリズムとスピードをつかむのは本当に難しいことです。7位くらいをキープし、展開を見守りたいと思っています。これまではホンダ勢とKTMのトビー・プライスが各ステージを勝利してきました。ここまでとても難しい状況です。私たちには今新しい戦略が必要です。
明日は、何か別の方法を試せないか検討してみて、10位以内を目指したいと思います。ホアンと僕は厳しい状況に置かれています。私たちは後方で、前方には他のライダーがいます。正反対の状況にあるということです。チーム一丸になる必要がありますが、ナビゲーションが早い場所もあれば、遅くなってしまう場所もあります。ロードブック、リザルト、順位のすべてがジェットコースターのようでした。首位との差は12分です。特に後方からスタートする明日は、1日で巻き返しを図ることができます。まだ3日目です。ベストを尽くします。
■ホアン・バレダ選手(第3ステージ:30位)
Monster Energy Honda Team ホアン・バレダ選手
今日は序盤から苦戦を強いられる一日でした。最初のセクションでは岩場のルートを見極めるのが難しかったですし、後半の柔らかい砂丘地帯では、風が強くて視界が悪く、タイムをロスしました。それ以降は、他のライダーに追い付かれてしまい、集団でのフィニッシュとなりました。
※ ※ ※
今大会で最も長い813kmの第4ステージはワディ・アド・ダワシルからサウジアラビアの首都リヤドまで、476kmのリエゾンと337kmのSSで構成されます。ナビゲーションは複雑ではなく、スピードを出せるのでマシンをフルスピードで走行できます。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
来季はホンダ!レーシングライダーの石塚健が2025年シーズンの活動体制を発表
バイクのニュース / 2024年11月26日 13時10分
-
Moto3古里太陽選手、激しい優勝争いから2位表彰台獲得!!【MotoGP第19戦マレーシアGP】
バイクのニュース / 2024年11月6日 13時10分
-
今年はHondaウエルカムプラザ青山!「Honda Racing 2024 Season Finale」の開催を発表
バイクのニュース / 2024年10月31日 15時10分
-
決勝13位で終えた中上貴晶選手 ウエットでもリアのグリップに苦しむ【MotoGP第18戦タイGP】
バイクのニュース / 2024年10月29日 19時10分
-
ホンダのモータースポーツファン感謝イベント、F1角田選手やMotoGP中上選手が登場…12月開催
レスポンス / 2024年10月29日 7時30分
ランキング
-
1MVPはセは投手史上最多タイ3度目のG菅野智之「野球人生で忘れられないシーズン」パは首位打者のH近藤健介【NPBアワーズ】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月26日 18時6分
-
2クラシック2冠馬でG1・4勝のメイショウサムソン21歳で死す 松本好雄オーナー「夢をかなえてくれました」
スポーツ報知 / 2024年11月26日 18時51分
-
3巨人・戸郷翔征 1.2億円アップの年俸3億円で更改 「悔いの残る一年」来季は「最多勝や沢村賞を」
スポニチアネックス / 2024年11月26日 15時32分
-
4なぜ日本人投手は成功する? 米メディア議論…菊池雄星の3年97億円契約を生んだ“理由”
Full-Count / 2024年11月26日 18時41分
-
5バスケ協会批判に波紋広がる 八村選手苦言の真相 現地の専門記者に聞く
KNB北日本放送 / 2024年11月26日 19時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください