第4ステージは、ホンダのホアン・バレダ選手が今大会2度目の優勝
バイクのニュース / 2021年1月9日 9時0分
ダカールラリー2021第4ステージは、Monster Energy Honda Teamのホアン・バレダ選手が今大会2度目のステージ優勝を飾りました。バレダ選手は総合順位も2位につけています。
■ホアン・バレダ選手今大会2度目のステージ優勝
ダカールラリー第4ステージは、Monster Energy Honda Teamのホアン・バレダ選手が第2ステージに続き優勝し、総合順位も2位に浮上しています。ステージ2位には、KTM Factory Team D・サンダース選手、3位はRockstar Energy Husqvarna Factory Racing L・ベナバイス選手でした。
ダカールラリー2021第4ステージは、ワディ・アド・ダワシルのビバークからスタートし、266kmのリエゾンに続き、リヤドに新たに設営されたビバークに向かう337kmのスペシャルステージ(以下:SS)、そこからさらに253kmのリエゾンを走行する総距離は856kmで争われます。
大部分が砂地と硬い地盤であったSSは、砂丘が点在したものの、それほど危険なルートではありません。第4ステージで重要な役割を果たしたのは、やはりライダーたちのナビゲーションです。
30番手からスタートしたバレダ選手は、ライバルとの差をできるだけ縮めることを念頭に走行します。じりじりと追い上げたバレダ選手は今回のレースで2回目、通算26回目のステージ優勝を果たしました。結果、首位のRally Raid Husqvarna Racing X・ド・スルトレ選手と15秒の僅差で総合2位でフィニッシュしています。
■ホアン・バレダ選手(第4ステージ:1位)
Monster Energy Honda Team ホアン・バレダ選手
予想通り、第3ステージほどのナビゲーションは求められず、とてもスピードを出せるステージでした。全力を尽くし、給油時点でリッキー(ブラベック)が後方に迫り、パブロ・キンタニージャ(ハスクバーナ)が前方に見えたので攻勢をかけ続けました。とるべき戦略が分かりませんでしたが、砂漠を走行する明日が厳しい一日になることはみえているので、ハイペースを維持しました。今は本当にうれしいですし、再びステージ優勝を果たすことができてとても満足しています。
■ホセ・イグナシオ・コルネオ選手(第4ステージ:7位)
Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネオ選手
今日はナビゲーションの難しいエリアもあり、とてもスピード感のあるステージでしたが、大きなミスもせず、すばらしい一日でした。一度使用したタイヤでスタートしたため、あまりよいコンディションでないことはわかっていました。スペシャルステージの後半パートで後輪が滑りましたが、意外と落ち着いていられたのはそのためです。とはいえ全体的には好調で、明日のステージを前にいいポジションでフィニッシュできたと思います。総合順位を徐々に上げています。ルートを切り開く位置にはつかず、順位はキープしていきます。
■ケビン・ベナバイズ選手(第4ステージ:14位)
Monster Energy Honda Team ケビン・ベナバイズ選手
とてもいいステージになりました。2番手でスタートし、かなり攻勢に出た結果、トビー・プライス(KTM)に追いつき、そのままともにフィニッシュしました。第3ステージでのロスを取り戻したので、とてもいい結果を収められました。ナビゲーションで非常に苦戦を強いられたダカールですが、今日までの結果にはとても満足しています。今4日目ですが、これからも戦い続けます。
■リッキー・ブラベック選手(第4ステージ:18位)
Monster Energy Honda Team リッキー・ブラベック選手
スピードの出せるエリアが多かった今日は、こなしやすいステージの一つでした。後方でスタートしたので、基本的には負荷の少ないルートでしたが、狙った通りのよい結果は残せませんでした。優勝を狙うというよりは、KTMとの競り合いに決着をつけなければなりません。今日は、あえてスピードを落として首位グループの感触をつかむようにしてみました。今のところチームは順調です。
明日はKTMチームと共に後方からのスタートになります。うまく攻めに出て、できれば前方に戻りたいと思います。現在、首位との差はまだ15分です。1日の結果であって、全く問題ありません。明日はある程度タイムを取り戻して、トップ3に入ってレストデイを迎えたいと思います。今日は様子を見たいと思っていました。結果は毎日変わります。レースをうまくコントロールするには、後方で構えて様子を見る必要がありました。明日は攻めに出て、その結果はレストデイに検討します。タフな一日でした。
ウェイポイントの周りをぐるぐる回ってしまいました。とはいえ、結果としてタイムは縮めることができました。ストレスは感じていません。今日は後方に構えてみんなの様子を確認し、レストデイ直前の明日に巻き返しを図ります。
※ ※ ※
リヤドからカイスマフの新しいキャンプに向かう第5ステージは、総距離456kmのうち205kmは制限時間付きのSSで、砂漠や砂丘だけでなく、岩場もある過酷なステージです。
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