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ダカールラリー第10ステージは、ホンダ勢連日の1位-2位-3位フィニッシュ!

バイクのニュース / 2021年1月15日 7時0分

ダカールラリー第10ステージは、Monster Energy Honda Teamのライダーたちが2日連続で表彰台を独占しました。また、前日まで総合首位のホセ・イグナシオ・コルネホ選手がリタイアしています。

■総合首位のホセ・イグナシオ・コルネホ選手がリタイア

 ダカールラリー第10ステージは、Monster Energy Honda Teamのライダーが2日連続で表彰台を独占しました。また、前日まで総合首位のホセ・イグナシオ・コルネホ選手が252kmの地点でリタイアとなっています。

 第10ステージは、砂利や岩で覆われたタフな走路、峡谷や砂地で構成される総距離583kmの内342kmのスペシャルステージ(以下:SS)を含む、ネオムからアル・ウラーに向かうルートです。

 2番手でスタートしたリッキー・ブラベック選手は、第10ステージの大部分でルートを切り開き優勝。チームメートのホアン・バレダ選手と3分15秒差でSSを終えています。結果、首位との差51秒で総合2位につけています。ホアン・バレダ選手は、ステージ2位でフィニッシュし、現在総合4位につけています。

 ケビン・ベナバイズ選手は、前日優勝したためネオムを1番手でスタート、速いペースをなんとか維持した結果3位でゴールし、総合首位に浮上しました。

 総合首位のホセ・イグナシオ・コルネホ選手が252kmの地点でリタイア。苦しみながらSSを切り抜けたものの、医師のアドバイスによりリタイアし、タブークの病院で十分な検査を受けた結果、幸いにもクラッシュの後遺症はありませんでした。

■リッキー・ブラベック選手(第10ステージ:1位)

Monster Energy Honda Team リッキー・ブラベック選手

 今日は最高の1日でしたが、チームメートのナチョ(コルネホ)は残念でした。クラッシュしたもののゴールしたと報告があり、結局彼は病院に搬送されました。彼にとっては残念でしたが、とにかく無事でしたし、なんとかゴールしたのですからポジティブな結果です。今日は、昨日、そして昨年と比べて、速い結果を残すことができました。チームメートのケビン・ベナバイズが75kmの地点でロードブックから少し外れて迷っていましたので、そこから最後までは僕が代わってルートを切り開きました。一日中、落ち着いて様子を見たり、明日に備えようといった戦略ばかりを考えていましたが、他のライダーのペースが少し遅めではるか後ろにいることがわかりました。そうなると、ゆったり構えて6分待とうなどとは思わず、あえてプッシュすることに決めました。明日は僕がステージの先陣を切ります。

 チームメートのホアンとケビンが僕に続いているのはラッキーです。もし2人が僕に追いつけば、タイムをロスすることになりますが、もしそうならそれは仕方ないですね。僕たちは100%の力を注ぎ、それにすべてをかけています。最後に、皆が喜べる結果になればと思います。優勝しか頭にありません。ベストを尽くし、優勝を勝ち取りたいと思います。Hondaが表彰台に上がれたらすばらしいことですが、優勝だったら最高です。第11ステージに向けたコンディションはまずまずですが、そう簡単に切り抜けられるものではありません。今年はチームにとっても、ライバルにとってもタフな年でした。ベストを尽くします。

■ホアン・バレダ選手(第10ステージ:2位)

Monster Energy Honda Team ホアン・バレダ選手

 今日は、僕にとっていい1日でした。昨日は激しく転倒して少し意識を失ったので、そこからうまく調子を戻し、状況を好転させるのが重要でした。埃っぽい最初の数キロはライバルを追い越すのが難しかったですが、順調な1日で、ラリーも残すところ2日となりました。ずっとチームに貢献していてくれたナチョがリタイアしたのは残念でしたが、彼は無事で、けがが治れば復帰できるのが何よりです。明日は一番長いステージになりますから、ミスは一つもしないように集中しなければなりません。あと2日でいい結果を残し、Hondaライダーが表彰台を独占すれば、すばらしいことです。ただ、もしそうならなくとも、ここまでやり遂げたことにはとても満足です。

■ケビン・ベナバイズ選手(第10ステージ:3位)

Monster Energy Honda Team ケビン・ベナバイズ選手

 今日のステージはとても複雑でした。首位でスタートして集中してルートを切り開いていましたが、80kmの地点でナビゲーションをミスし、ウエイポイントを探すのに数分ロスしてしまいました。そこでリッキーが追いつき、リードしてくれたのでついて行きました。砂埃だけでなく岩や川底も多かったので、ステージを通じて少し距離を保っていました。毎日、本当によく貢献してくれていたナチョのリタイアについて聞いたときはショックでした。できるだけ早く回復してほしいと願っています。必ず、今より強くなって戦いに戻ってくると信じています。僕たちは、みなチームに全力で貢献し続けていますし、それが僕の夢でもあります。成せばなる、と強く思います。ですから、これまでのように一生懸命走り続けます。明日はとても長いステージになります。巧みなナビゲーションとスマートな走行が求められます。

■ホセ・イグナシオ・コルネオ選手(第10ステージ:DNF)

Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネオ選手

 ミッションに失敗してしまいました。激しく転倒して数分間意識を失ってしまいました。やっとのことで、ゆっくりとマシンに体を戻せましたが、マシンも曲がってしまいました。第10ステージをフィニッシュできましたが、これだけ激しく頭を打ったので、きちんと検査してもらう必要がありました。電車にひかれたような感じでした。僕の役目は終わってしまいましたが、チーム、家族、トレーナー、そしてファンの皆さんの心強いサポートと応援に感謝しています。大きな夢まであと一歩ですが、まだ仕事は残っています。

※ ※ ※

 第11ステージは、464kmの今大会最長距離のSSと134kmのリエゾンというルートです。

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