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2020年世界で最も多く売れたドゥカティは「ストリートファイターV4」 困難な状況でも販売大幅回復

バイクのニュース / 2021年1月16日 13時0分

ドゥカティは、複雑な世界情勢とシーズンピーク時における7週間の生産停止によりセールスに大きな影響を受けたものの、下半期には記録的な販売台数を達成したことを発表しました。

■単独では「ストリートファイターV4」、シリーズでは「スクランブラー」が販売最多

 ドゥカティは2020年の販売実績について、複雑な世界情勢とシーズンピーク時における7週間の生産停止により上半期には大きな影響を受けたものの、7月から12月にかけての好調なセールスにより、下半期には記録的な販売台数を達成したことを発表しました。

 合計4万8042台のモーターサイクルを納車した2020年は、2019年比では9.7%減となっていますが、3月から4月にかけてのパンデミックとロックダウンによるドゥカティ・ファクトリー閉鎖の影響を考えると、これは非常に意味のある結果だと言います。

 輸出国では、近年成長傾向が続いている中国で4041台(26%増)と、ボルゴ・パニガーレに本拠地を置くドゥカティにとって4番目に大きな市場となりました。2019年と比較したセールスの増加は、ドイツでは6.7%増(5490台)、スイスでは11.1%増を記録し、イタリアでは過去最高となる7100台のモーターサイクルを販売しました。

 2020年の販売実績について、ドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリ氏は次のように述べています。

「2020年は様々な面で複雑な年であり、世界中のすべての人がまったく新しい困難に直面しました。最終的な結果は、私たちの期待とは異なったものになりましたが、ドゥカティは、6月以降のモーターサイクル市場の回復傾向を受けてセールスを伸ばし、下半期に素晴らしい販売台数を達成し、予想よりも良い結果で1年を締めくくることができました。働き方とプロセスを再定義することで、従業員の安全を確保し、常にドゥカティ・ファンに寄り添い、中国をはじめとする一部の市場で成長することにより、世界におけるドゥカティ・ブランドを強化することができました。また、MotoGPでは2度目のコンストラクターズ・タイトルを獲得しました」

 単独モデルでは「ストリートファイターV4」が5730台を販売し、ベストセラーモデルとなりました。「スクランブラー」ファミリーは9265台のセールスを記録し、ファミリーとして最多となりました。

※ ※ ※

 充実したモデルラインナップで迎えた2021年は、すでに年初としては過去最高の注文数を達成していると言います。前方用/後方用レーダーを搭載した世界初のモーターサイクルである「ムルティストラーダV4」の最初の納車はすでに開始されており、今後数か月以内に「パニガーレV4 SP」、「スーパースポーツ950」、「モンスター」、「スクランブラー・ナイトシフト」を含む2021年モデルが、ドゥカティ正規ディーラーに到着する予定です。

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