アプリリア「トゥオーノV4」新型モデル公開 MotoGP譲りの技術を投影し進化したハイパーネイキッド

イタリアのバイクブランド「APRILIA（アプリリア）」は、スーパースポーツ「RSV4」のネイキッド版モデル「TUONO（トゥオーノ）V4」の新型モデルを公開しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

■高性能ネイキッドがさらなる高みに

　イタリアのバイクブランド「APRILIA（アプリリア）」は、スーパースポーツ「RSV4」のネイキッド版モデル「TUONO（トゥオーノ）V4」の新型モデルを公開しました。

　アプリリアのフラッグシップモデル「RSV4」シリーズの兄弟車となるトゥオーノV4は、RSV4の新型モデル同様、日本市場でも予約を開始している「RS660」からインスパイアを受けたフェアリングを備えた最新モデルです。

　表面積を減らし、トップフェアリングには「ベンディングライト」機能を備えた新型トリプルLEDヘッドライトユニットとデイタイム・ランニング・ライト（DRL）が搭載されている新型トゥオーノV4では、新形状の燃料タンクとテールフェアリングを採用することでライダーがより快適に乗れるようにスペースを確保。

アプリリア「トゥオーノV4」従来モデル

　より大型で直感的に操作可能となったカラーTFTインストルメント、アジャスタブルエンジンブレーキコントロールや自分のライディングに最適なライディングモードを実現する電子制御、MotoGPで培った技術をフィードバックしたアルミニウム製スイングアームを備えることで、より安全で安定感のある走行を可能にしています。

　なお、上位グレードとなる「トゥオーノV4 Factory（ファクトリー）」ではオーリンズ製スマートEC 2.0セミアクティブサスペンションシステムなど、走行性を高める高性能パーツが標準装備されています。

アプリリア「トゥオーノV4」の兄弟車「RSV4 FACTORY」新型モデル

　175馬力という最高出力と、121Nmの図太いトルクを発揮するV4エンジンによる余裕のある走りを実現するトゥオーノV4。先行して公開されたトゥオーノ660と同じく、日本への導入時期が気になるところです。