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さらばSR! ヤマハ「セロー」に続き「SR400」も歴史に幕 ファイナルエディションを発売

バイクのニュース / 2021年1月21日 11時32分

ヤマハは発売から40年以上の歴史を持つロードスポーツモデル「SR400」の国内最終モデル「SR400 Final Edition」及び限定社「SR400 Final Edition Limited」を発売します。セローに続き、人気モデルであるSRシリーズがついに「Final」を迎えました。

■ついに終焉を迎えたヤマハ「SR400」

 ヤマハは発売から40年以上の歴史を持つロードスポーツモデル「SR400」の国内最終モデル「SR400 Final Edition」及び限定車「SR400 Final Edition Limited」を2021年3月15日に発売します。

 1978年に発売して以来、高い人気を維持しつづけてきたSR400は、長きに渡り熟成と深化を重ねることでヤマハの2輪車事業を牽引してきたシンプルな構成のロングセラーモデルです。

 空冷単気筒エンジン、始動はキックのみというスタイルを貫き通してきたSRシリーズは、排ガス規制の関係で2017年に一度は国内市場から姿を消しましたが、2018年には蒸発ガソリンの外気への排出を低減するキャニスターを採用することで第3次排出ガス規制に対応。

2018年に発売されたヤマハ「SR400 40th Anniversary Edition」

 40周年を記念する500台限定の記念モデル「SR400 40th Anniversary Edition」と共に復活を遂げています。

 なお、43年の長い歴史の最後を飾るSR400 Final Edition Limitedでは、多くの歴代SRファンに愛されてきた“ブラック”を採用。職人の手作業によるサンバースト塗装を施したフューエルタンク、シリアルナンバー入り電鋳エンブレム、真鍮製音叉エンブレム、本革調シート、新色アルマイトのホイールリム、“Final Edition”を記した黒い文字盤のメーターなどを装備し、“SR400”の有終の美を飾る、ヤマハのモノ創りを集結させたモデルとなっています。

 また、SR400 Final Editionにおいては、歴代モデルを彷彿させるグラフィックパターンを採用したシンプルな “ダークグレー”と親しみやすく温もりを感じさせる“ブルー”の2色が設定されています。

ヤマハ「SR400 Final Edition」(ダークグレー)

 多くのライダーの記憶に残る日本の名車「SR400 Final Edition」の価格(消費税込)は60万5000円、限定1000台の「SR400 Final Edition Limited」は74万8000円となっています。

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