HRCテストチーム、MotoGPタイトル奪還のためスペインで始動

バイクのニュース / 2021年1月26日 7時0分

MotoGP未勝利に終わった2020年ホンダは、タイトル奪回に向けてHRCテストチームがスペインのヘレスサーキットで行われたテストに臨んでいます。

■ホンダはHRCのテストライダーを務めるステファン・ブラドル選手に支えられている

 HRCのテストライダーを務めるステファン・ブラドル選手は、1月20日から2日間、へレス・サーキットで開催されたスーパーバイク世界選手権のプライベートテストに合流し2021年型のMotoGPマシンRC213Vのテストを行いました。

 2日目に37ラップの周回を行った時点で雨により、テストプログラムが消化できなかったことから、スーパーバイクに参戦するアルバロ・バウティスタ選手、レオン・ハスラム選手と共に1月27日と28日に当地で再度テストを実施することになりました。

 ステファン・ブラドル選手は、2020年MotoGPクラスに第1戦に負傷したマルク・マルクス選手の代役として12戦に起用されました。クルーチーフのサンティ・エルナンデェスが代役を務めたテストライダーのブラドルを高評価しています。

2020年MotoGPに12戦出場したステファン・ブラドル選手

「非常に厳しい1年でした。最初、マルクが短期間で復帰するだろう考えていたことから、長期離脱に対して、心理的な準備ができていませんでした。2~3戦に欠場し、その期間はテストライダーのブラドルと仕事をするだろう考えましたが、数週間が経過し、情報が届くようになると、予想よりも時間がかかることが分かり、考えを切り替える必要がありました。

 チャンピオンシップを争うことを目標に毎戦優勝、または表彰台争いをすることを考えていたことから、異なる目標の設定ということで再適応に苦労しました。

Top10入りを目指し参戦、刺繍戦では7位入賞

 ステファンにとっても簡単なことではなかったです。テストライダーとして招集されたライダーが突然レギュラーライダーに就任。その上、既に計画されていた全てのテストプログラムを実行しなければいけません。彼の能力を引き出すためにできる限りの手助けをすることに努めました。目標は終盤にトップ10入りすること。我々はその目標を達成しました。最終戦では直接Q2に進み、7位でフィニッシュしました。リズムとスピードを掴み、チームも責任の一部を担いました。

 ステファンが代役を務めるには、多くの意味があります。バイクのフィーリングがあり、レース中に起きていることを理解し、スピードもあり、テストライダーとしてバイクの改善に向けてテストをしているからです。マルクの代役として彼より優れているのは誰ですか?」と、適任はブラドルであることを説明しています。

※ ※ ※

 2021年シーズンは、マルク・マルケス選手の怪我の回復状況に応じてステファン・ブラドル選手が昨年同様にMotoGPクラスに参戦することになるのでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング