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寒い季節のキャンツーに便利な暖かアイテム 実際に使って防寒性能を確認

バイクのニュース / 2021年1月29日 21時0分

昨今のキャンプブームもあり、寒くなってもキャンプを楽しむ人が増えていますが、キャンプ場では少しでも暖かく快適に過ごしたいもの。バイクのキャンプツーリングで持ち運べるサイズの「暖かアイテム」をご紹介します。

■対策万全で楽しみたい、寒い季節のキャンプツーリング

 乾いて澄んだ空気が景色をより美しく見せる寒い季節のキャンプでは、夏とは違った時間の過ごし方を知る人にとってはベストシーズンです。なにより虫が出てこないのはこの季節ならではの魅力でしょう。そして寒さ対策もまた、楽しみのひとつです。ここではバイクのキャンプツーリングで持ち運べるサイズの「暖かアイテム」をご紹介します。

 キャンプ場に着いたら、まず行なうべきは暖かい寝床の確保です。地面からの冷気を防ぐために、まずはテント内にシートを広げます。基本はテントの下(外側)よりも、テントの中に敷くほうが便利です。万が一雨が降った時の防水にもなります。

 シートはブルーシートでもいいのですが、今回は持参したエマージェンシーシート(Eco Ride Worldアルミ4層ブランケット サバイバルシート)をテント内に、ブルーシートを外に敷いて対策を施しました。

 エマージェンシーシートは、一般的にはアルミの極薄シートですが、“カサカサ音”が大きいため、4層構造で肌さわりの良い、不織布も使用したアイテムを選んでみました。折りたたみやすくコンパクトなので、ツーリング道中の緊急用防寒アイテムとしても活用できそうです。

『マキタ』の充電式リチウムバッテリーを使用するひざ掛けも持参(サイズ140×70cm)。毛布としては小さいですが、冬用シャラフの中に入れるだけで俄然暖かくなる。「low/mid/high」の3段階で温度を変更可能

『マキタ』のバッテリーを使用した充電式のひざ掛け(CB200DBN)も有効でした。18Vのリチウムバッテリー自体は多少荷物にはなりますが、テント外や就寝時にも有効。3段階で暖かさを切り替え可能で、最も高温の設定でも6時間は持ちましたので、一晩は使えそうです。

 身に着けるカイロでおすすめなのが、ご存知「マグマ」です。屋外でも冷めにくく、平均55度と高温なのが特徴で、極寒のアフリカでのラリー競技に出場した日本人ライダーも愛用していたほどです。衣類に貼るタイプのマグマを腰付近に貼って寝たところ、翌朝になっても発熱していました。

大正生まれの銘品「ハクキンカイロ」。プラチナ触媒を使用したもので長時間高温をキープする優れもの

 そして大正時代から多くの人に愛用されている「ハクキンカイロ」です。プラチナ触媒をベンジンで燃焼させることで24時間も発熱し続ける銘品。かなり高温になるので、必ず袋に入れて使用したいところです。

 一方で、ストーブ系もテストしてみました。カセットボンベ(CB缶)を使用したコンパクトなストーブは一般的ですが、バイクツーリング用の荷物としては大きすぎるかもしれません。

 そこで、OD缶を使用した遠赤外線ヒーターを試してみました。ガスバーナーの上に載せるだけで、内部に溜まった熱を放出する二重構造になっています。サイズは高さ14.7×横幅12cmと、やや荷物になりますが許容範囲でしょう。ボンベが温まり過ぎないよう長時間の連続使用を避けるなど注意が必要ですが、寝る前の数分間、テント内を温めておくなどの使い方もできるかもしれません。

バイク乗りにも大人気の『ワークマン』から、2020年秋に発売された洗濯可能なダウンジャケット。税込価格3900円とは思えないほどの暖かさと丈夫な素材で、バイクにも冬キャンプにも適している

 最後に、衝撃的なほど暖かくコスパの高さを感じたのは、2020年10月に発売されたワークマンの「ウォッシャブルフュージョンダウン」です。税込3900円という価格から、さほど期待していなかったのですが、氷点下近くの野営でも十分対応できる温かさでした。軽くて洗える上に針穴も塞がる新素材ということでTVでも紹介されていました。今後はぜひカラーバリーションを増やして欲しいところです。

 しっかり防寒対策をとって、快適な冬のキャンプツーリングを楽しみたいですね。

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