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開通前にしか見られない貴重な光景!? 東名高速「綾瀬スマートIC」でアンベールを待つ無地の看板

バイクのニュース / 2021年1月31日 13時0分

高速道路のインターチェンジにはETC専用のスマートインターチェンジがあり、低コストで設置が可能、地域の活性化にもつながるという理由から、近年積極的に設置されています。供用開始を2021年夏ごろに控えた、東名高速道路「綾瀬スマートIC」付近の様子はどうなっているのでしょうか。

■バイクで通りかかったら無地の看板、シートに覆われた案内標識が……

 高速道路のインターチェンジ(IC)には、ETC専用の出入口であるスマートインターチェンジがあります。低コストで設置が可能、地域の活性化にもつながるという理由から、近年積極的に設置されています。供用開始を2021年夏ごろに控えた東名高速道路「綾瀬スマートIC」付近には、開通前にしか見られない光景がありました。

 東名高速道路の「横浜町田IC」と「厚木IC」の間は約15km離れており、この間に位置する神奈川県綾瀬市や座間市、大和市、藤沢市北部などは両ICにアクセスしにくい状況にあります。それを解消し、周辺地域の活性化や「横浜町田IC」から「海老名JCT」間の渋滞の緩和なども期待されているのが「綾瀬スマートIC」です。

 場所は東名高速の「綾瀬バス停」付近で、高速と交わる県道42号(藤沢座間厚木線)と接続されます。住所でいえば綾瀬市小園、県道42号の「寺小橋南側」交差点一帯です。

 バイクで現地を訪れたのは2020年12月末。工事中の現場は長らく白いパネルで覆われ、県道42号側からは中を見ることが難しかったのですが、このほど訪れた際にはかなりの部分がフェンスに置き換えられ、外から見えるようになっていました。

 中を覗くと、IC本体の大きな構造物はあらかた完成している様子で、ランプウェイは舗装直前の状態です。また、各種ETC関連の設備、出入り口のゲートバー、看板などがすでに設置されているのが見て取れました。通常のICの工事はかなり大規模で広い面積を要するイメージですが、スマートICは「この程度の規模の工事だけで上下線に出入りできるようになるの?」というぐらいコンパクトにまとまっているのが印象的です。

県道から入り口に向かうランプウェイは舗装直前。ETCアンテナや看板類は設置済み

 周囲に目を移すと、工事に伴って高速バスの「綾瀬バス停」が仮移設されていたり、高速道路の側道にあたる市道が拡幅されて新しくなっているなど、開通に向けて着々と、さまざまな工事が進んでいるのがわかります。

 その中でも興味深かったのが、県道42号に設置された道路情報版や案内標識看板です。開通前ということもあり、まだ何も表示されていない青や緑の板が設置されています。ところが近寄ってよく見てみると、うっすらと「ETC専用」「名古屋方面」などの文字が浮き出ていました。

 看板は文字情報の入ったものがすでに設置されているものの、同色のシートを張り付けて外見上は無地の看板にしてあります。おそらく開通直前にアンベール、標識看板として機能するのでしょう。

 この標識看板をはじめ“開通前の今しか見られない光景”は貴重なもので、その変化を定点観測的に見ていると楽しいものです。また開通後に「あの時見た道はこんな風になったのか」と“ビフォーアフター”を比べてみるのも面白いものです。

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