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知っておくと便利!1人でもできるバイクの洗車方法とは?

バイクのニュース / 2021年2月1日 11時0分

バイクを所有していれば、できるだけ綺麗な状態を保ちたいもの。天候や走った距離に関係なくバイクには汚れが蓄積されるため、定期的な洗車が必要です。しかし、いざ1人で洗車しようと思っても何に気をつけて洗えばいいのかわからない方も多いと思います。そこで、今回は1人でもできるバイクの洗車方法を紹介します。

■自宅で洗車できる方は「水あり」洗車がおすすめ!

自宅に広いスペースと外で水が使える環境のある方は、自宅での「水あり」洗車がおすすめです。

 バイクのボディは基本的にはバイク用シャンプーを使ってスポンジで洗いますが、汚れには泥や砂、空気中のチリなどが付着して乾燥したものが多く、そのままスポンジで洗ってしまうと大切なボディに傷がついてしまいます。

 そのため、スポンジで洗い始める前にホースなどを使ってボディ全体の汚れを水で洗い流します。そうすることで大まかな汚れは落ち、落とせていない汚れも乾燥した状態から水を含んだ状態になるので、ボディに傷をつけることなくスポンジで洗えるようになります。

 バイクは雨天時にも問題なく走行できるため水にも強いと考える方もいるかと思いますが、水をかける際には少し注意が必要です。エンジン周りや電装品の組み込まれた箇所は、水をかけてしまうと故障の原因になる可能性があります。

 水をかける際にはそういった箇所を避けて水をかけるようにするか、事前にガムテープなどを貼って水が入らないように工夫することをおすすめします。

 スポンジでボディを洗う際には力を入れてゴシゴシ洗わずに優しく撫でるように洗うようにしましょう。力を入れすぎるとスポンジでボディに傷が入ったり、塗装が弱まって本来の輝きが失われる恐れがあります。

 また、水があまりかかっておらず汚れが残っている箇所があることもあるので、そういった箇所にも注意して洗うことが大切です。

 スポンジで洗い終えたらすぐに水をかけましょう。シャンプーが乾燥してしまうとボディにシミとなって残ってしまうため、すぐに洗い流してください。シャンプーがしっかりと洗い流せていない場合もシミのできる原因となるため、すすぎ残しのないようにしましょう。

 水でシャンプーをすすぎ終わったらしっかりと水を拭きあげることが大切です。水を拭きあげずに放置しておくと蒸発した際に水の中に含まれるミネラルが残り、白いシミが残る原因となります。よくシンクの周りに白いシミができるのも水に含まれるミネラルが原因です。また、タオルで拭きあげる際もスポンジで洗う時同様に、ゴシゴシと拭かずに優しく撫でるように拭き上げましょう。

 タオルも普通のタオルではなく、マイクロファイバータオルなどがおすすめです。普通のタオルは人間の肌には柔らかいですが、洗車で使うには少し硬いです。洗車専用のタオルも販売されていますので、必ずそのようなタオルを使いましょう。

■広いスペースが使えない人は「水なし」洗車がおすすめ!

 ここまで水を使った洗車は自宅に広いスペースと水を使える環境が整っていないとできません。
マンションやアパートに住んでいると洗車に適した環境はなかなか整っておらず、自宅での水を使った洗車は難しいでしょう。

20210129_cle_002.jpg 水洗いの前にマイクロファイバータオルなどで汚れを落としておくことも必要です

 そんな方におすすめなのが「水なし」洗車です。先ほど、スポンジなどで洗う前に水で汚れを落とすことが大切だと紹介しましたが、実は水を使わなくてもバイクは洗車できます。

 水なし洗車では、水あり洗車のように汚れを水で流せないため、まず汚れの目立つ部分を乾いたウェスなどで優しくはたいて汚れを軽く落とします。こうすることで、そのまま洗い始めるよりも傷が入りにくくなります。

 軽く汚れを落としたらシャンプーを使っていきますが、スポンジを使って全体を洗っていくのではなく、スプレータイプの水がいらない洗剤や霧吹きにシャンプーを入れて汚れが目立つ部分に吹きかけながらウェスや洗車用タオルで拭いていきましょう。水なし洗車では、水あり洗車のようにボディ全体を洗うのではなく汚れの目立つ部分だけを洗うのが基本になります。

 拭いていく際には、傷の入りやすい箇所を汚れのついたウェスやタオルで拭いてしまうと傷が入るため、ウィンカーやメーターパネルなどのプラスチックパーツは最初に拭くか、ウェスやタオルを使い分けるのが良いでしょう。

 水なし洗車は一見簡単そうに見えますが、海沿いを走って潮風に長時間晒された後や林道などを走って泥だらけになった後、前回の洗車から期間が空いて頑固な汚れが付着した状態では行えません。

 そのような汚れは水を使って洗い流した方が確実に落とせますし、水を使わないとボディに傷が入ってしまいます。そのため、水なし洗車はこまめに行う必要があります。そうすることで、1度の洗車も短時間で行えますし、バイクを常に綺麗な状態で保てます。

※ ※ ※

 水あり洗車では頑固な汚れも落とせますが、現在の日本ではマンションやアパートに住んでいる人も多く、そのような人は自宅で水を使った洗車を行えません。

 自宅に水あり洗車を行える環境のない人も、セルフ洗車場などを使えば水あり洗車を行えますが、洗車場に行く手間がかかりますしお金もかかります。そのため、普段からのこまめな水なし洗車がおすすめだと言えるでしょう。

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