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創業120周年を迎える「ロイヤルエンフィールド」日本初のブランドショールームオープン

バイクのニュース / 2021年1月31日 17時0分

長い歴史を持つバイクブランド「ロイヤルエンフィールド」は、日本初のブランドショールームを東京都杉並区にオープンさせます。どのような店舗形態なのでしょうか。

■中間排気量モデルに力を注ぐ「ロイヤルエンフィールド」

 長い歴史を持つバイクブランド「ロイヤルエンフィールド」は、日本初のブランドショールームを2021年3月を目処に東京都杉並区にオープンさせます。(※コロナの感染状況などにより変更する可能性アリ)

 1901年に英国レディッチ市で誕生したロイヤルエンフィールドは、バイク業界で100年以上にわたり挑戦を続けてきた老舗ブランドです。

 1932年に誕生したモデル「Bullet(バレット)」を歴史上最も長く継続生産し続けるなど、120年に渡る強固な伝統を持つロイヤルエンフィールドは、二度にわたる世界大戦を経て、バイク最盛期に最前線で活躍。1950年代には生産拠点を英国からインドに移し、現在はインドの自動車大手「アイシャー・モーターズ(Eicher Motors Limited)」の一部門となっています。

東京都杉並区に誕生した「ロイヤルエンフィールド」日本初のブランドショールームに展示された「クラシック500」

 また、ロイヤルエンフィールドは近年、中間排気量のモデルに力を注いでいますが、新設されるブランドショールーム「Royal Enfield Tokyo Show Room」にはそれら最新モデルのほか、アパレル、アクセサリー、スペアパーツなどが展示されるといいます。

 今回の発表に際し、ロイヤルエンフィールドのビノッド・ダサリCEO、ならびにアジア太平洋地域責任者、ビマル・サムブリー氏は次のようにコメントしています。

■ビノッド・ダサリCEO
「購入しやすく、メンテナンスしやすいモーターサイクルを求める時代において、ロイヤルエンフィールドは、時代を超えた魅力を持ちながらも、威圧的ではないモダンクラシックなモーターサイクルを提供してきました。私たちは、モーターサイクルのピュアな魅力・楽しみを再発見するために、伝統的な職人技能と現代技術を駆使しています。全ての中心には、根幹となるオーセンティックでリアルな人生経験があるのです。

 そういった理念のもと、私たちは世界最大のオートバイ市場の1つであるインドで、ミドルクラスのオートバイ業界を開拓・牽引するだけでなく、その拡大に貢献してきました。日本市場においても同様の機会があると考えています。日本では本物のアドベンチャーや体験を求める人が数多くおりますが、彼らは未知の探検という生涯の目的をアクティブに”キックスタート”でき、同時に実用的で普段のライディングにも使えるようなモーターサイクルを求めています。
 
 日本ではモーターサイクルのエコシステムが進化しており、ライディング文化も成熟しています。モーターサイクルだけではなく、アパレルやアクセサリーといった全方位のラインナップを提供することで、日本のモーターサイクル愛好者のご要望に応えていきます」。

■アジア太平洋地域責任者 ビマル・サムブリー氏
「世界のオートバイ・ミドルクラス市場において重要なプレーヤーであるロイヤルエンフィールドは、ライディングを最大限楽しめ、感性に訴えかけるような魅力を持つモーターサイクルを提供することで、ミドルクラス市場の拡大に貢献してきました。この度、世界中のモーターサイクル愛好者にとって重要な地域の一つである日本へ公式に参入することができ、大変嬉しく思います。日本の正規輸入総代理店であるピーシーアイ株式会社とともに、日本でより大きく、活気溢れるモーターサイクルのコミュニティを構築していきます」

※ ※ ※

 なお、日本国内初となるブランドショールームでは、アフターマーケットサポート、試乗会、コミュニティイベントなどの催しを行っていくといいます。
 
 今後、ロイヤルエンフィールドが日本でどのような地位を築いていくのか、注目が高まります。

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