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週末取得も夢じゃない? 125ccバイクに乗れる小型自動二輪免許は手軽な資格!

バイクのニュース / 2021年2月16日 9時0分

通常バイクやクルマは資格取得までに時間がかかりますが、小型自動二輪免許は、 AT限定免許なら最短2日間で免許取得が可能となっています。原付二種(125ccまでのバイク)を運転できる小型自動二輪免許は、手軽な移動手段としても利用でき、人気が高い免許です。

■道路交通法の改正で小型自動二輪免許の取得期間が短縮化されていた!

 小型自動二輪免許取得の流れとして学科講習は最低1時間、実車を用いた技能講習は2段階に分かれていて、1段階目で3時間、2段階目で5時間の最低8時間の乗車が必要となっています。従来では小型自動二輪免許は1日に受講できる技能教習時間の制限により、免許の取得に最短でも3日間は必要となっていました。

 1日に技能講習を受講できる制限は、1段階目では2時間まで、2段階目は3時間まで(段階をまたぐ場合は合計3時間まで)、技能教習の連続は原則2時間までとされていました。そのため、1段階を修了するのにも1日では終えられず、2日目に1段階目の最終と2段階目の2時間の技能講習、3日目に2段階目の3時間の講習を終えるというのが最短でした。

 ですが、2018年7月の道路交通法改正により技能教習の制限時間が緩和され、1日に受講できる技能講習が1段階目で3時間、2段階目では4時間まで可能となり、クルマの免許を所持している人であれば、オートマチック(AT)限定免許について最短2日間で免許が取得可能となりました。具体的な受講内容としては、従来の内容と必要時間数に変更はありませんが、1日に受講できる時間が増えたため、取得時間を短縮することが可能となっています。

 2日でAT限定免許取得が可能となったため、教習所によっては土曜日に教習を開始して日曜日に終了、その日のうちに卒業検定を行う土日で取得できるプランもあるようです。最近は卒業検定も同日に行ってくれる教習所もあるので、あとは試験場で適性検査に合格すれば、小型自動2輪免許(AT限定)がその日のうちに交付されるといった場合もあります。

 手軽に免許取得ができる原付二種は、軽自動車税が年間2000円~2400円、自賠責保険は12ヶ月で7500円となっており、家族 が自動車の任意保険に入っていればファミリー特約も利用可能なため、維持費を安く押さえられます。それでいて、免許取得1年経過後なら2人乗りが可能、二段階右折や30km/h制限といった原付のような規制もないため、行動範囲は一気に広がります。

■最短で小型2輪免許を取得する場合のポイントとは?

 小型自動2輪免許を取得する際の注意点として、最短で取得できる人は条件があり、最短2日で小型自動二輪免許(AT限定)を取得できるのは、普通自動車免許を既に持っている人に限定されます。

普通自動車免許がない場合や原付免許からの取得については、講習時間が大幅に増えます

 そのため普通自動車免許がない場合や原付免許からの取得については、講習時間が大幅に増えるため注意が必要です。免許がなく1から小型二輪免許を取得する場合、技能講習はAT免許で9時間、MT免許で12時間、学科講習はともに26時間必要となります。また、同じ小型自動二輪免許でも、マニュアル車(MT)の場合は、技能講習の時間が2時間増えるため、2日では取得できません。

 ほかにも、試験場に学科試験を受けに行く必要があることも忘れてはいけません。免許を持たない、または原付のみ場合は、教習所での卒業検定に合格しても、試験場での試験合格が必要となります。週末の休みを利用して教習所で無事に卒業した人も、試験場での申請について平日の休みが必要となるため、教習所だけでなく本試験を受けるまでの予定をしっかり確認しておくことが大切です。

 また、免許取得する際は教習所を利用する方がお得と言えます。普通免許を持っていれば6~7万円程度で済み、費用を安く押さえることができます。さらに普通免許を持っていれば試験場での学科試験がないため、教習所での学科講習を1時間受ければ取得が可能となっています。

 一方で教習所を介さず、直接試験場へ向かう「一発試験」という手段があります。この手段は教習所での費用を省けることがメリットと言えますが、よほど技術の高い人でないと簡単には受からないもので、難関と言われているほどです。受かるまでに日数と費用がかかるなら、最短2日間で済む教習所を利用した方がお得と言えるでしょう。

※ ※ ※ 

 最短2日で取得できる小型自動二輪免許は、更新さえすれば、すぐに乗らなくても資格として消えることはありません。将来的に、中型免許や大型免許へのステップアップも見越すこともできます。

 週末を利用して簡単に取得できるため、気軽に生活スタイルの幅を広げられ、忙しい人にこそ最適な免許と言えるのではないでしょうか。

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