ホンダ「X-ADV」市販予定車公開 スタイルを一新したクラッチ操作不要の個性派アドベンチャー

ホンダは2021年2月20日かからオンラインで開催している「ホンダモーターサイクルフェス2021」で新型「X-ADV」の市販予定車を公開しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

■唯一無二の個性派アドベンチャー

　ホンダは2021年2月20日からオンラインで開催している「ホンダモーターサイクルフェス2021」で新型「X-ADV」の市販予定車を公開しました。

　省燃費でオールラウンドな走りが楽しめる「NC750X」の兄弟車であるX-ADVは、クラッチ操作不要でありながら力強い走りを実現する大型アドベンチャーモデルです。

　新型X-ADVでは、NC750Xと同じく従来モデルより最高出力を3kWアップし43kW（≒58.5PS）まで高められ排気量750cc水冷パラレルツインエンジンを搭載。

　スロットルバイワイヤシステムで制御するライディングモードの搭載、デュアル・クラッチ・トランスミッション（DCT）およびHonda セレクタブル トルク コントロール (HSTC) の設定も刷新されています。

　その他、シャシーを大幅に改良した新型X-ADVではデイタイムランニングライト（DRL）付きのLEDヘッドライト、容量を増したUSBチャージャー（TypeC）付きのシート下ラゲッジスペース、スマートフォン機能を音声入力またはハンドルスイッチ操作で行うことが可能な「Honda Smartphone Voice Control system」（Android OSのみ対応）、スマートキーなど、様々な最新機能や装備が採用されています。

　現状、日本仕様の価格や主要諸元については公開されていませんが近年、流行の兆しを見せているアウトドアの相棒としても最適なモデルだけに発売時期が気になるところです。