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東名阪自動車道「大山田PA」で食す蛤ラーメン 桑名の特産を「PA飯」で!! バイクで行く高速道路グルメ

バイクのニュース / 2021年3月3日 7時0分

東名阪自動車道「大山田PA(下り)」には、桑名市の特産のひとつであるはまぐりを食材にしたラーメンが味わえます。

■まさかPAではまぐりを味わえるとは……!!

 三重県桑名市の特産品のひとつ「はまぐり」は、大粒でプリプリとした身が絶品で高級料亭にも出されるなど、古くから親しまれています。そんな地域の食材が、なんとPA(パーキングエリア)でも味わうことができるのです。

 東名阪自動車道を大阪・伊勢方面に向かう途中にある「大山田PA(下り)」は三重県桑名市に位置し、桑名の特産品であるはまぐりをラーメンとしてメニューにラインナップしています。

 桑名市のはまぐりの歴史は古く、江戸時代はもとより室町時代から漁港が栄え、水揚げされていたようです。時代の変化と共に埋め立てや地盤沈下などの影響で一時は激減したようですが、近年は地元の努力によって復活しているそうです。

 さて、ツーリング途中にふらっと立ち寄った「大山田PA(下り)」には、ドーンと貼られた「蛤ラーメン」の看板が目立ちます。「豚骨スープと蛤の煮汁とのバランスが絶妙」と書かれていますが、まさかPAではまぐりを食べられるとは思ってもいなかったので、ここは迷わず味わってみることにしました。

 券売機を見ると「とんこつ味」と「和風味」が選べるようです。とんこつ味は830円、和風味は880円となっており、しばし迷った結果、不動の人気と書かれたとんこつ味に決定。半チャーハンセットをオーダーしました。

 ワクワク待つこと数分、出来上がってきたラーメンからは、豚骨とはまぐりがミックスされた濃厚なスープの香りが漂ってきます。まずはスープをひと口いただくと、想像以上にあっさりとした味わいで、どんどん飲めてしまいます。主役のはまぐりも大きくてふっくらとしており、食べ応えも十分です。はまぐりの味をもっと感じたい場合は、和風味の方がわかりやすいのかもしれません。麺もツルツルしていて、スープとのマッチングも抜群です。

店外の看板や食券機でも「蛤(はまぐり)ラーメン」推し。これを見たらとりあえず食べたくなる

「大山田PA(下り)」は食べ物がとても充実していました。卵を6個使用した「だし巻き卵丼」(980円)もかなり気になります。これはもしかして、関東にはない味なのでは? と想像してしまいます。

 伊勢名物の赤福餅はもちろん、いなべ市の人気ベーカリーのブリオッシュなど、お土産のバリエーションも豊富。コンビニエンスストアのローソンもありますので、ライダーの休憩ポイントとしても良さそうです。

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