女性や初心者にもオススメしたい! 初心者女子ライダーの高梨はづきが、カブシリーズの最上級モデル「スーパーカブC125」に乗ってみました
バイクのニュース / 2021年3月5日 11時0分
60年以上の歴史を持つホンダ「スーパーカブ」シリーズの最新&最上級モデル「スーパーカブC125」に、初心者ライダー高梨はづきさんが試乗! 足つきから取り回し、乗り味などをチェックしてみました!
■日本の誇る「スーパーカブ」シリーズのプレミアムな125ccモデル
ホンダのシティコミューター「スーパーカブ」シリーズは、日本はもちろん、世界中で親しまれているロングセラーモデルです。2017年には世界生産累計台数1億台を達成。生産60周年を迎えた2018年には豪華仕様の上級モデル「スーパーカブC125」が登場しました。
スタイルは1958年に誕生した初代「スーパーカブC100」がモチーフ。レッグシールドからリアフェンダーへとつながる滑らかなフォルム、ハンドルからヘッドライト、フロントフォークまで一体とした「ユニットステア」を採用するなど、普遍的なスーパーカブのスタイリングが受け継がれています。
排気量125cc空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載しています
排気量125cc空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載。電子制御式フューエルインジェクションで、排出ガスを抑制しつつ低燃費を実現しています。パワフルなエンジンに対応すべく、スーパーカブ110をベースに剛性を高めたシャシーを採用。足まわりも強化され、パワーアップするばかりでなはく、安全性や快適性も追求しています。
今回はバイク初心者で舞台女優、声優として活躍している高梨はづきさんが、上級モデルの「スーパーカブC125」を試乗。第一印象から乗り味までチェックしてみました。
■上質なディテールにミルキーなパールカテッドグレーが好みにドンピシャ!
みなさん、こんにちは! 高梨はづきです。今回試乗させていただくホンダの「スーパーカブC125」ですが、ちょうど「バイクを買うならこんなカラーリングがいいなー」って思っていたドンピシャなカラーリングでした…。あぁかわいい~~!!!
今回試乗したホンダ「スーパーカブC125」ですが、理想的なカラーリングでカワイイですよね
現在のカラーバリエーションは定番「パールニルタバブルー」と、落ち着きある「パールカデットグレー」、高級感のある「パールシャイニングブラック」の3タイプで、私が乗るのは「パールカテッドグレー」です。落ち着きのあるミルキーカラーで、特に女性から支持されそう! その中でもグレーというところが主張し過ぎず、控えめにオシャレを楽しめそうだなぁと…(笑)。最近の流行カラーでもあるので、人気あるんだろうなと思いました。
オフホワイトであしらわれている純正パーツを、ダークグレーやネイビーにカスタムしたりすれば、さらに違うシックな雰囲気に変わりそう。ベースがミルキーカラーだというだけで、色んな想像がふくらんでグッと来ちゃいます!
前後フェンダーやホイールが変わるだけでもオシャレ度がUP
個人的にスーパーカブといったら新聞配達で使われるプロ仕様のイメージがあります。前後フェンダーの深さやホイールが変わるだけでもオシャレ度がアップ! 無骨で骨張ったようなシブい見た目から一転、着ぐるみに洋服を着せてあげたかのような(?)愛らしい印象になってとってもよいです。
それにエンブレムやライトまわりの装飾パーツの細かいところはクロームになっていて、高級感たっぷり。後ろにオプションのピリオンシートのブラックが装着されていて、それもまたいいですね。シートを取り外してキャリアにすれば荷箱を置いたりできるし、色々カスタムの幅がありそうです。
仮面ライダーのベルトにありそうなデザインのメーターがカッコイイです
メーターは外側をアナログ表示、内側をデジタル表示になっていて、仮面ライダーのベルトにありそうなカッコいいデザインです。こちらもリムがクロームになっていてエレガント。個人的に好きなポイントです。
さらにお気に入りのポイントは後ろからみた時、クリオネが浮いているようなフォルムで可愛らしいところ。リアウィンカーも、よく見るとクリアのレンズカバーの中にクロームの部品があるんですよ。結婚式やお祭りにあるクリアバルーンの中に飾りを入れてあるヤツみたいな…あれは何なんだろう(笑)。よく分かっていませんが、ココもお気に入りのひとつです。
■街乗りからキャンプツーリングまで、行きたいところがたくさん見つかる!
またがってみると、視界は良好。シートも硬過ぎず、低反発クッション?ゲル?のような優しい座り心地。まるで枕みたいな感触で、お尻に優しい感じです。足つきはよくて、身長158cmの私で両足がしっかり着いて、かかとが少し浮く程度です。
シートも硬すぎず優しい乗り心地のスーパーカブC125に足つき性は両足がしっかりと着きます
車体は思っていたよりも軽くて片足でも支えられちゃいます。ステップが迷いなく足が導かれるちょうどいい位置にあって、動きやすいゆとりのあるライディングポジションです。ビジネスでも使われるだけあって、取り回しも軽快でサクサクハンドルが切れちゃいます。
スタートするとグイッと力強く前に出てくれます。低速走行時はトルクフルで、カブの力強さが伝わってきます。C125はメーターにシフトインジケーターを装備しているので、乗っていて何速に入っているか分からなくなることがないし、個人的にスゴく助かりました! これがないと、ローに戻し切らずに走り出して「めっちゃ重っ!」という状況になるハズ(笑)。これは他の人も絶対経験しているハズです!
コーナーでは、車体の軽さもあり扱いやすいく、乗り心地も快適です
スピードが出てくると125ccエンジンの本領発揮!というような快適さが出てきます。それに排気音がいい! 街でよく聞いたことのある馴染みのある中低音で好印象です。コーナーでは、不自由なく曲がりたい角度にパタパタ倒していけます。小回りが効いて可憐に曲がっていけます! ブレーキはフロントが油圧式ディスクで効きがよく、しっかり停まってくれました。
C125ならキャンツーはもちろん、釣りにも行ってみたい! 前に自作の釣竿ケースを取り付けている方を見かけたので、カスタムも楽しそう。ゆっくりトコトコと走るのも得意で、さらに素早く街中を駆け巡るのも得意だなんて、なんて素敵なバイクなんでしょう! 行きたいところが山ほど見つかりそうです。
■HONDA スーパーカブC125
全長×全幅×全高:1915×720×1000
軸距:1255mm
最低地上高:124mm
シート高:780mm
車両重量:110kg
エンジンタイプ:空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量:124cc
内径×行程:52.4 × 57.9mm
圧縮比:9.3:1
最高出力:7.1kW(9.7PS)/7500rpm
最大トルク:10N・m(1.0kgf・m)/5000rpm
燃料タンク容量:3.7L
タイヤ:前70/90-17M/C 38P、後80/90-17M/C 44P
ブレーキ形式:前 油圧式ディスク、後 機械式リーディング・トレーリング
懸架方式:前 テレスコピック式、後 スイングアーム式
フレーム形式:バックボーン
■メーカー希望小売価格:40万7000円(消費税10%込)
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