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初心者必見!バイクの給油方法とは?

バイクのニュース / 2021年3月10日 9時0分

バイクを動かすのにガソリンは欠かせません。そのため、バイク初心者で給油方法について不安のある人は、ガソリンスタンドの利用方法を事前に確認しておくと安心です。今回はガソリンスタンドでの給油方法について紹介します。

■ガソリンスタンドでの給油方法とは?

 ガソリンスタンドには、自身で給油を行う「セルフ方式」と、スタッフに給油してもらう「フルサービス方式」があります。

 セルフスタンドでは、まずガソリンを給油するポンプの中から、自分が停めやすい位置にバイクを停止させます。次に、ポンプに並んだ給油用ノズルの近くにあるタッチパネル式の画面から自分の給油する「油種」や「給油量」を指定します。給油量は「満タン」の他に「数量」または「金額」での指定が可能となっているため、状況に応じて使い分けましょう。油種や自分の予算に応じた給油量を指定したら、画面の指示に従ってお金を入れれば準備完了です。

 機械の設定が終わったら、ガソリンタンクの蓋を開けて、ポンプに備わっている「静電気除去シート」に触れてからノズルを手に取り給油を開始します。静電気が起こると引火の恐れや大事故になりかねないため、除去シートに触れるのは給油する前に必ずに行いましょう。給油はノズルについたトリガーを引くことで行い、引く力によって流出量を調整できます。吹きこぼれ防止のために、トリガーはいきなり目一杯引かずに、ゆっくりと引きましょう。先端を上へと向けつつ引くとタンクにしずくが落ちにくくなります。

 給油が終わったらノズルを元の位置に戻し、タンクの蓋をしっかりと閉めます。機械の操作はメーカーにより多少異なる場合もありますが、基本の設定内容などはどのセルフスタンドでも同様の操作になります。

 一方「フルサービス」では、まず店舗に入るとスタッフが停車位置まで誘導してくれます。指定された停車位置に進んで、バイクを停めたら、担当のスタッフに油種と必要な量を伝えます。フルサービスの場合は、給油作業はスタッフが全て作業してくれるため、バイクへの給油が終わったら提示された料金を支払い、完了となります。

 フルサービスは全ての作業をスタッフが行ってくれるため、はじめのうちはそちらを利用しても良いかもしれません。ガソリンは扱いを一歩間違えると事故になりかねないため、セルフ方式を利用する際は十分な注意を払って給油するよう心がけましょう。

■バイクに給油するときの注意点

 バイクに給油する時の注意点ですが、セルフスタンドを利用して自分で給油する場合と、フルサービスのお店で従業員の人に給油してもらう方法とそれぞれ注意点が異なります。

セルフスタンド場合は、レギュラー「赤」、ハイオク「黄」、軽油「緑」と色分けされています

 まず、セルフスタンドを利用する場合は、給油前に必ず油種を自分で確認するようにしましょう。ガソリンはそれぞれレギュラーは「赤」、ハイオクは「黄」、軽油は「緑」と分かりやすいように色分けされています。

 バイクに軽油を使用することはないので、設定するときや給油前には必ず「レギュラー」なのか「ハイオク」なのかを正しく入力します。ハイオク指定の純正バイクもあるため、自身のバイクに指定された油種を間違えないよう設定し、該当する油種の給油ノズルを利用するようにしましょう。

 また、ガソリンの給油時は給油口ギリギリまで入れると、吹きこぼれる恐れがあるため注意が必要です。吹きこぼれは、引火の危険性だけではなく、タイヤに付着するとスリップの原因にもなり、バイクの塗装面を傷める可能性もあるため、ギリギリまで入れるのはできるだけ避けた方が無難でしょう。

 一方で、フルサービススタンドで給油する際は、停車位置によって入れるガソリンの種類が異なる場合もあるため、店舗スタッフの指示に従って利用するようにしましょう。また、スムーズに給油してもらうために、給油口に特殊なロック解除やメインキーと違う鍵が必要な時は給油口を空けておくと親切です。混雑するガソリンスタンドでは、待機している車に迷惑がかからないよう、給油を待ってる間に紙幣の準備をするか、クレジットカードを利用すると支払いがスムーズでしょう。

 また、それぞれガソリンスタンドへ入る際は、敷地外に油の流出をさせないための側溝が取り付けられ、段差ができていることもあります。そういった段差にタイヤが取られないために、ハンドルはできるだけ角度をつけず真っ直ぐに入るように操作しましょう。周りを見ずに直進すると、敷地内が濡れていたり側溝にはまる可能性もあるため、気をつけてください。

※ ※ ※

 原付などの小型バイクの場だと、「バイク専用レーン」が備わっているガソリンスタンドもあります。バイク専用レーンでは、給油ノズル径が小さく、ガソリンの流出量を抑えたノズルのため、タンク容量が小さいものや、給油口が狭いタイプのバイクにも安全に給油することができます。特に、ホンダの「カブ」などのビジネスバイクは、給油口が狭くクルマ用のノズル径では合わない場合もあるため、バイク専用レーンを見つけた際はそちらを利用するのが良いでしょう。

 フルサービスのガソリンスタンドでは、スタッフが油種の確認や給油作業、お釣りの確認まで行ってくれますが、セルフサービスのガソリンスタンドでは、全てが自己責任となります。給油開始の油種確認から、給油キャップの閉め忘れ、お釣りの確認など、慣れるまでは慌てずにひとつひとつ確認して行うよう心がけましょう。

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