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ツーリング先で出会ったご当地カップ麺 真っ赤なスープの「勝浦タンタンメン」を食す!

バイクのニュース / 2021年3月11日 12時0分

ツーリング先で見つけると嬉しいのがご当地グルメです。ロードサイドの食堂などはもちろんですが、コンビニやスーパーで見つけた「ご当地カップ麺」との出会いもまた、旅の醍醐味。千葉県で見つけた「勝浦タンタンメン」をご紹介しましょう。

■千葉県勝浦市のご当地グルメをカップ麺で

 千葉県勝浦市が発祥とされる「勝浦タンタンメン」は、真っ赤なラー油と唐辛子で炒めた玉ねぎが特徴ご当地グルメです。千葉県のツーリングで「勝浦タンタンメン」のカップ麺を見つけました。

 タンタンメンと聞くと、白ゴマをたっぷり使ったスープを想像するかもしれませんが、こちらはだいぶ違います。また、長ネギではなく玉ねぎというのも特徴かもしれません。中部地方のスタミナ系ラーメンとも違いますし、独自の進化を遂げたラーメンと言えるでしょう。

 そんな「勝浦タンタンメン」のカップ麺を千葉県富津市のスーパーで発見したのですが、カップ麺コーナーに、地元であるはずの「竹岡式らーめん」のカップ麺よりも目立つように陳列され、TV番組のご当地カップ麺ナンバー1決定戦のノミネート商品ということで、積極的に売り出されていました。

 さて、このカップ麺は即席めんのグローバルメーカー『ACECOOK(エースコック)
』から発売されているもので、鶏ガラ、カツオ出汁をベースにした玉ねぎ風味を加えたスープを採用。ラー油をたっぷり加えることで辛味を演出しています。ラー油を最後に自分で入れることで、スープが赤色に染まっていく様子も楽しめます。

 残念ながらTVの決定戦では優勝できませんでしたが、食した感想としては「カップ麺でこんなクオリティが出せるのか!」というもの。細くてもコシのある麺と、玉ねぎの甘みが凝縮された赤いスープが絡み合い、喉越し良くツルツル入っていきます。

「竹岡式ラーメン」発祥の地であるはずの、たまたま立ち寄った千葉県富津市のスーパーでは「勝浦タンタンメン」の方が目立つ陳列に。TV番組の影響力は大きい

 もちろん個人差もありますが、辛さはあまり気にならず、それよりも旨味が際立つ印象です。あえて豚肉などの具材はなく、プリプリした玉ねぎと麺だけを楽しむシンプルなつくり。スープも一滴残らず完食です。

 カップ麺なので作り方は言わずもがな。お湯とかやくを入れて4分待機。食べる直前に液体スープと粉末スープを入れ、よくかき混ぜれば完成です。スープ類を全てあとから入れるのがミソなのでしょうか。先にスープを入れてしまうと麺が戻らないようなので、ここはしっかり守りたいところ。

 このカップ麺を食べたら、今度はお店の「勝浦タンタンメン」を食べに、またツーリングしたくなってしまいました。

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