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BMW Motorradが 新型「R1250RT」の予約受付を開始! さらにハイテクで快適なライディングプレジャーを提供

バイクのニュース / 2021年3月10日 13時0分

BMW Motorradは、ロングツーリングでの快適さとダイナミックなドライビングフィールを両立する大型ツアラー「R1250RT」2021年モデルの予約受付を2021年3月8日より開始しました。

■伝統の2気筒ボクサーエンジンの出力向上で、さらにダイナミックなフィーリングを実現

 BMW Motorradは2021年3月8日に、ロングツーリングにおける快適さとダイナミックなドライビングフィールを両立する大型ツアラーの新型モデル、「R1250RT(アール・センニヒャクゴジュウ・アールティー)」の予約受付を開始しました。

 R1250RTは、ロングツーリングを最大限に楽しめる、ダイナミック・ツアラーのベンチマークとなるモデルです。
 
 ツーリングでの快適さとダイナミックなドライビングを両立させたことで、40年以上に渡って大型ツアラーの代名詞的存在となっています。
 
 新型モデルでは、最高のライディングプレジャーとツーリングの楽しさがさらに高められ、伝統の2気筒ボクサーエンジンが快適な走りとダイナミックなパワーを実現します。
 
 エンジンの排気量は、従来の1254ccと変わらないものの、最高出力136PS(100kW)を発揮。吸気側のバルブ・タイミングとバルブ・リフト量を可変制御するBMWシフトカム・テクノロジーが採用されたことで、全エンジン回転域で突出したパワーを発揮し、極めて滑らかで洗練された動きを可能とするとともに、優れた燃費および排出ガス値が実現されたといいます。
 
 さらに新開発のフロント・フェアリングが採用され、空力性能を向上させることで、ツーリング能力と運動性能が向上しました。

■アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)標準装備で高速道路も楽々

 R1250RTの新しいフロントカウルは、新採用のフルLEDヘッドライトの周囲を囲むデザインになっただけでなく、カウル上部の高さも低くすることで、ライダーの視野を広げるとともに、より軽量かつダイナミックな印象となりました。

 また、基本仕様のアルペン・ホワイト3の他に、洗練されたスタイルの「Elegance(エレガンス)」、「Sport(スポーツ)」、「Option 719」も用意されています。

BMW Motorrad「R1250RT」最新モデル。日本仕様においては車間距離を自動で調整してくれるアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)を標準装備しています(写真は海外モデル)

 新たに装備されたアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、前車との距離をレーダーセンサーで測定し、走行状況に応じて加減速を自動で調整。車間距離の調整はスイッチ操作でおこない、調整状況はTFTメーター内に表示されます。
 
 さらに、コーナリング時には、車体傾斜角に応じて自動的に速度を低下させてくれるなどの機能により、ライダーはリラックスしたツーリングを楽しむためのサポートを受けることが可能。ACCの作動条件は、時速30キロから160キロの範囲内で追走する車両に対して作動します。

■単独走行でも利用できるクルーズ・コントロール「DCC」

 ほかにもR1250RTではダイナミック・クルーズ・コントロール(DCC)を標準装備。単独走行の際には、下り坂等でもエンジン・ブレーキを活用し、必要に応じてフル・インテグラル・ブレーキを自動的に作動させることで、設定された速度を維持することが可能です。

BMW Motorrad「R1250RT」最新モデル。優れた制動距離と安全性をもたらすフル・インテグラルABS Proも標準装備されています

 そして、ハンドブレーキレバー、フットブレーキレバーのどちらを操作しても、フロントとリヤのブレーキを同時に作動させるブレーキシステム、フル・インテグラルABS Proも新たに標準装備されることとなりました。

 それらの機能に加え、フルLEDヘッドライトも新たに追加。ほかに類を見ない明るさとクリアな光で路面を照らすことに加え、新開発の旋回機能付きヘッドライト「アダプティブ・ターニング・ライト」を採用することで、標準装備されているフルLEDヘッドライトのロービームがバンク角度に応じてコーナーを適切に照らし、カーブに合わせて車体の進行方向を照射してくれるので、コーナーの隅々まで見通すことが可能となります。
 
 さらに、ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)も標準装備され、可能な限りの最適なトラクションが提供され、高い安全性を保証。新たに標準装備となる「Eco(エコ)」ライディング・モードでは、最大限燃費の良い走りができるようサポートしてくれます。
 
 また、「Pro(プロ)」ライディング・モードには、新機能のダイナミック・エンジン・ブレーキ・コントロール(MSR)も装備され、コースティング・オーバーラン・モードで走行中にシフトダウンした際、後輪制動がかかることでスリップを招き、不安定な状態になることを安全に回避することが可能となりました。
 
 最高レベルのライディングプレジャーとツーリングの楽しさをさらが高められた、新型「R1250RT」の価格(消費税込)は307万円。納車は、2021年3月下旬の予定となっています。

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