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まるでカスタムスクーター!? 1950年代に活躍したレーシングベスパの現代版「Vespa Sei Giorni II」2021年モデル発売

バイクのニュース / 2021年3月22日 15時0分

イタリアのスクーターブランド「ベスパ」から、1950年代に活躍したレーシングベスパにインスパイアされて誕生した「Vespa Sei Giorni II」の2021年モデルが登場しました。

■往年の姿を現代の解釈で見るとユニークなスタイルに

 イタリアンスクーター「Vespa(ベスパ)」ブランドを展開するピアッジオグループジャパンは、1951年に登場したレーシングベスパ「Sei Giorni(セイジョルニ)」のスタイルを現代の解釈で復刻させた「Sei Giorni II」の新色、チタングレーを2021年3月19日より発売しました。2021年4月中旬ごろより順次出荷される予定です。

 モデル名の「Sei Giorni(セイジョルニ)」はイタリア語で「6日間」を意味し、1951年に開催された6日間で競う過酷なアベレージラリー「Sei Giorni Internazionale di Varese」用に製造されたレーシングベスパ「Sei Giorni」を起源としています。ラリーでは9個のゴールドメダルを獲得し、ベスパの伝説的なモデルとされています。

 2021年モデルとして発売された「Sei Giorni II」は、2019年にわずか66台のみ日本導入されて以来となり、カラーリングが「セイジョルニグレー」から「チタングレー」に変更されています。

「Sei Giorni II」は、ベスパ史上最も強力な23HPを発揮する排気量278ccの水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブエンジンを搭載し、ベスパ「GTS」シリーズ同様の快適性と安全性を取り入れ、シート下にはコンパートメントスペースを確保、広く快適なシート座面となっており、レッグシールドの両サイドに配置されたハニカム形状のグリルがラジエターからの熱を外へと排出します。

 スタイリングはフロントマッドガード(フロントフェンダー)上に配置されたヘッドライトが最もユニークな部分となっており、スチール製パイプがむき出しのハンドルバーとともに当時のシンプルな車体を再現しています。また、クラシカルなデザインのメーターはホワイトパネルに指針式を採用し、通常ヘッドライトが配置されるメーターの前には、スモークのトップフェアリングを装備しています。

「Vespa Sei Giorni II」の起源となるレーシングベスパ「Sei Giorni」

 また、ゼッケンナンバーをあしらったグラフィック、ブラックアウトされたサイレンサーやホイール、リム部分の深紅のライン、ホワイトのパイピングやステッチが施されたシングルシートスタイルの専用スポーツシート(2名乗車可)などがスポーティなイメージを演出しています。

 新色のチタングレーで2021年モデルとなった「Sei Giorni II」の価格(消費税10%込み)は79万2000円、製造国はベトナムです。

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