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身近な移動手段として注目が集まる電動バイク その充電方法とは? 細かくチェックしてみた

バイクのニュース / 2021年3月29日 15時0分

電動バイクを利用するにあたって、バッテリーの充電は必要不可欠であり、充電方法は気にしておきたいポイントです。電動バイクブランド「XEAM」の試乗会で、充電について確認しました。

■知っておきたい電動バイクの充電方法、基本の「き」

 内燃機関のバイクであれば、ガソリンスタンドへ行き、油種を選択し、給油する、という燃料のハナシ。電動バイクでは燃料にあたるのが、電気を蓄えるバッテリーです。「100Vコンセントで充電可能」とはよく聞きますが、そもそも100Vコンセントってどれのこと? 今回は、そんな細かいところを解き明かしていきます。

 日本で複数の電動バイクを扱う「XEAM(ジーム)」が開催する試乗会で、それぞれの充電方法について確認してみました。

 ラインナップのうち、ZERO Motorcycles「SR/F」(大型自動二輪車扱い)を除き、付属のアダプターをバッテリーまたは車体につなぎ、100Vコンセントから充電が可能です。100Vコンセント、というのは一般家庭に備えられているコンセントのこと。つまり、家電製品と同じコンセントでバッテリーの充電が可能なのです。

 バッテリーは車体から取り外しが可能なため、家の中に持ち込み、アダプターをつないで充電することができます。ただし、SUPER SOCO「TC MAX」(軽二輪扱い)などはバッテリー重量が約23kgもあり、取り外しや持ち運びといった作業も一苦労と言えます。バッテリーの着脱が可能であっても、重さや実際の充電場所を考慮する必要がありそうです。

 家の中での充電についても、少し注意が必要です。niu「NQi GT」(原付2種に区分)のアダプターは冷却ファンを装備するタイプですが、そうではないタイプの場合、アダプターが熱をもってしまうので、使用場所には配慮した方がよさそうです。

電動スクーター、niu「NQi GT」のバッテリーはシート下に搭載する

 ちなみに、XEAMの関係者によると、こうした100Vコンセントで充電するタイプは、外出先で充電できる場所がほとんどないので、途中で充電してまた走る、という使い方はあまり期待できないそうです。また、アダプターの耐久性についても「持ち運びは想定されていない」と教えてくれました。

 大型自動二輪車扱いのZero Motorcycles「SR/F」は100Vコンセントのほか、単相200Vコンセントでも充電が可能になっています。単相200Vコンセントの充電可能場所を探してみると、都市部ではある程度見つけることができました。また、今回の試乗会会場『バイカーズパラダイス南箱根』にも備えられています。これは一般家庭ではほとんど備えられていないと思いますが、設備工事により使用が可能です。

 ただし、高速道路のサービスエリアなどではほとんど対応していないため、遠出には充電場所を考慮する必要がありそうです。また、Zero Motorcycles「SR/F」はアメリカのSAEによる普通充電の規格J1772にも対応しています。

車体に直接アダプターをつないだ状態。アダプターは100Vコンセントにつながる

 次に、バッテリーの耐久性についてはどうでしょうか。電動バイクが積むリチウムイオンバッテリーも使い続ければ経年劣化するため、ある程度の年数が経過すれば、買い替えの必要があるとのこと。例えば電動スクーターのniu「NQi GT」で確認すると、バッテリー1個17万3800円を2個搭載するため、17万3800円×2個になります。ただ、バッテリー自体も技術の進化とともに質の向上とコストダウンが期待できるはずです。

 電動バイクにはエンジンオイルや冷却水が不要、いまのところ車検も必要ありません。参考までに伺ったniu「NQi GT」の場合、1回の満充電にかかる電気代は約73円とのこと(※電力会社やバッテリーの状態にもよる)。ひと月31日で毎日充電したとしても約2263円となります。ランニングコストはなかなか良いと考えることができそうです。

単相200Vコンセントは100Vコンセントとは形状が異なる

 バッテリーや充電については、今後のインフラ整備に期待したいところです。2019年4月には、カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハにより、日本における電動バイク普及のため、交換式バッテリーとバッテリー交換システムの標準化を進める「電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム」が創設されました。

 また、2021年3月には、KTM AG、Piaggio & C SpA、ホンダ、ヤマハにより、電動バイク及び小型電動モビリティ普及を目的とした「交換式バッテリーコンソーシアム」が創設されています。

 世界的に、交換式バッテリーの標準化、バッテリーの共通化が進められています。充電に心を砕くことのない電動バイクライフの実現に期待したいところです。

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