2021 MotoGPシーズン開幕 初戦はヤマハのM・ビニャーレスが優勝
バイクのニュース / 2021年3月29日 17時0分
2021 MotoGPの開幕戦カタールGP決勝レースがロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されました。今回のレースではマーベリック・ビニャーレス選手が(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が優勝を勝ち取りました。
■MotoGP 2021年シーズンがついに開幕!
2021 MotoGPの開幕戦カタールGP決勝レースが3月28日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されました。
カタールGP決勝は、ポールポジションを獲得したフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、2番手にファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、3番手にはF・クアルタラロ選手のチームメイトであるマーベリック・ビニャーレス選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が一列目スタート。
スタート直後の1コーナーには好スタートのフランチェスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップで飛び込み、2番手にジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、3番手にヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)、4番手にルーキーのホルヘ・マルティン選手(プラマック・レーシング)とドゥカティ勢が上位を奪取します。
3周目にはF・クアルタラロ選手、M・ビニャーレス選手がJ・マルティン選手をパスし、トップを走るドゥカティ勢に徐々に迫ります。
6周目にF・クアルタラロ選手、7周目にM・ビニャーレス選手がJ・ミラー選手をとらえると、その後も2台で追撃。M・ビニャーレス選手はF・クアルタラロ選手を11周目抜き去り3番手に浮上すると、12周目には2番手のJ・ザルコ選手をもとらえ、トップを走るF・バニャイア選手に迫ります。
残り10周になると、トップはF・バニャイア選手、2番手にM・ビニャーレス選手、3番手にJ・ザルコ選手、4番手にJ・ミラー、5番手にA・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)の5選手がトップ集団を形成。残り8周のところでついにトップが入れ替わります。
M・ビニャーレス選手はその後もペースを落とすことなく独走し開幕戦を制覇。2番手にはJ・ザルコ選手、3番手にはF・バニャイア選手、4番手に昨年チャンピオンのジョアン・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)、5番手にF・クアルタラロ選手が続いています。
2021年シーズン初戦を終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。
■メーベリック・ビニャーレス選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2021 MotoGP開幕戦カタールGPを制したマーベリック・ビニャーレス選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
「大勢のライバルたちと勝負ができたことが非常に良かったと思います。1回のレースのなかで、これほど多くのライダーをパスしたのは本当に久しぶりです。レース序盤でマシンに特別なフィーリングを感じ、またフリープラクティス4で決勝のシミュレーションを行ったときと、予選でもこのような素晴らしい感覚がありました。
優勝は簡単なことではないのでとてもうれしいです。今日はみんなで喜びを分かち合いたいと思っています。次回はライバルたちもさらに力を付けてくると思うので、私たちも全力で仕事に取り組みます。今日はチームとして素晴らしい結果を得られたので、冬の間、懸命に頑張ってきた彼らにも”おめでとう”と言いたいです。
この勝利が今後のチームの士気を高めてくれるでしょう。私たちは常に、お互いに信頼し合うことが重要だからです。来週に向けてはスタートの改善が課題になりますが、総合的にはとても良いシーズンになっていると思います」。
■ヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)
2021 MotoGP開幕戦カタールGP 2位入賞のヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)
「良いレースができると思っていましたし、良い感覚を持っていました。このチームとこのマシンで、大きな成功を収めることができると思っていたので、今回、それが証明されたような気がします。
私はコストをかけていますが、適切な戦略をとって、モーターのパワーを最大限に活用しました」。
■フランチェスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)
2021 MotoGP開幕戦カタールGP 3位入賞のフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)
「2020年シーズンはかなり厳しい結果に終わりましたが、ドゥカティ・レノボ・チームでの初レースで、2021年のチャンピオンシップを表彰台でスタートすることができて感激しています。
今日は、トップをキープしてビニャーレス選手の背後に迫ろうと必死になりました。しかし、残念ながら戦略を間違えてしまい、スタート時にタイヤを消耗しすぎてしまいました。
7周目以降、特にリアに苦戦するようになりましたが、これはここ数日とは異なる路面状況のせいだと思います。ここカタールではまだ1レース残っているので、来週の日曜日にもう一度チャレンジしてみたいと思います」。
※ ※ ※
2021 MotoGP第2戦ドーハGPは2021年4月4日、開幕戦と同じくロサイル・インターナショナル・サーキットで開催予定です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
HJCヘルメットサービスの話を通して見えてきた、MotoGPライダーたちの“意外”な素顔
バイクのニュース / 2024年9月15日 11時10分
-
【MotoGP第13戦サンマリノGP】Moto2佐々木歩夢選手、ポイント圏内から惜しくも16位。「コンスタントに良くなっている」
バイクのニュース / 2024年9月10日 15時40分
-
【MotoGP2024第13戦サンマリノGP】マルク・マルケスが前戦に続き優勝
バイクのニュース / 2024年9月9日 18時10分
-
【MotoGP2024第12戦アラゴンGP】M・マルケスがドゥカティ移籍後初の優勝
バイクのニュース / 2024年9月2日 17時10分
-
2人目のMotoGP現役日本人ライダー登場!! 2025年シーズンから小椋藍選手が世界最高峰の舞台へ
バイクのニュース / 2024年8月29日 12時10分
ランキング
-
1大谷翔平、ついに到達した「8.0」 DH最高&歴史的MVPまた前進…更新し続ける衝撃数値
Full-Count / 2024年9月22日 7時19分
-
2大谷翔平の偉業で…イチロー氏の“予言”にX驚愕 現実になった引退会見「全ての伏線とは」
Full-Count / 2024年9月21日 7時10分
-
3大谷翔平がHR量産しすぎて…指揮官まさかの悩み「うーん」 次から次に出る衝撃の記憶
Full-Count / 2024年9月22日 8時32分
-
4大谷の大活躍の根底には西海岸の風土《イライラしているヤツなんてひとりもいない》
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月22日 7時47分
-
5文科省の愚策「無免許オリンピアン教員」に現場憤慨!《講演会とはワケが違う》と識者も痛烈批判
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月22日 7時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください