東名高速「遠州豊田PA」で気になる名前のPA飯を発見 「遠州どて丼」とは？ バイクで行く高速道路グルメ

東名高速「遠州豊田PA」（上り）で食す「PA飯」は、どて煮とレタスの意外な組み合わせが特徴の「遠州どて丼」です。

■色鮮やかなホルモン丼ぶり？ 意外な組み合わせに嬉しい発見

「どて煮」や「どて丼」と言えば、名古屋のご当地グルメ（郷土料理）というイメージがあります。それに「遠州」の名を冠した気になる「PA飯」が、東名高速「遠州豊田PA（上り）」にありました。

　東名高速道路をバイクで走り、フラリと立ち寄った「遠州豊田PA（上り）」（静岡県磐田市）では、PA（パーキングエリア）ならではのボリューム満点のメニューが豊富に揃います。

　定食人気No.1と表示されていた「焼肉定食」（820円）も魅力的ですが、せっかくなので地元らしいメニューを探します。「まぐろ漬け丼」（880円）や「しらす丼」（880円）にも惹かれましたが、気になるネーミングがありました。その名も「遠州どて丼」（800円）です。

「どて丼」は名古屋発祥の味噌ホルモン丼というイメージがあったのですが、静岡県西部地区を示す「遠州」が気になってオーダーしてみました。

　出来上がってきて驚いたのが、丼の上は大量のレタスに乗ったホルモンで覆われています。見た目が爽やか、そして迫力も満点です。

「遠州豊田PA（上り）」には、コンパクトながらも2輪専用の駐車場を完備

　ホルモンは臭みを抑えるためか、大量のネギと共に出されることが多いですが、このレタスはそういう意味なのでしょうか？　早速食べてみると、全く臭みがなく、ホルモンの旨味が口の中いっぱいに広がります。レタスに巻いてみると、これもアリだと意外な組み合わせを発見できたのでした。添え物にはたくあんと味噌汁、シンプルなセットです。

「遠州どて丼」はかなり以前から存在していたようで、多くのライダーやドライバーの胃袋を満たしてきたようです。しかし大量のレタスは近年のアレンジなのでしょうか？　ちょっと写真映えもするオススメメニューでした。ツーリング先で立ち寄った際はぜひお試しください。