2021 MotoGP第2戦ドーハGP ヤマハのF・クアルタラロが移籍後初の優勝
バイクのニュース / 2021年4月5日 15時0分
2021 MotoGPの第2戦ドーハGP決勝レースがロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されました。今回のレースではF・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が優勝を勝ち取りました。
■驚異の追い上げを見せたF・クアルタラロ
2021 MotoGPの第2戦ドーハGP決勝レースが4月5日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されました。
ドーハGP決勝はポールポジションを獲得したホルヘ・マルティン選手(プラマック・レーシング)、2番手のヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)、3番手のマーベリック・ビニャーレス選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が一列目スタート。
4番手はジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、5番手はファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、6番手にはフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)とドゥカティとヤマハ勢が2列目までを独占しました。
スタート直後の1コーナーではJ・マルティン選手がトップをキープ、2番手にJ・ザルコ選手、3番手には7番手グリッドスタートのアレイシ・エスパルガロ選手(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が続きます。
序盤はJ・マルティン選手がレースを牽引しますが、6周目に入るとアレックス・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)が2番手に浮上しますが、7周面には3番手の走行していたJ・ザルコ選手が抜き返し、J・マルティン選手、J・ザルコ選手、A・リンス選手という展開へ。
レース中盤となる12周目に差し掛かるとF・バニャイア選手とJ・ミラー選手(共にドゥカティ・レノボ・チーム)が4番手、5番手に浮上。13周目にはF・バニャイア選手がA・リンスを交わし、ドゥカティライダーがトップ3を奪取します。
レース後半に入ると5番手はF・クアルタラロ選手が猛追を開始。16周目にはF・バニャイア選手を交わし3番手に浮上。残り5周の時点で2番手のJ・ザルコ選手、これまで先頭をキープしてきたJ・マルティン選手をパスし、トップに躍り出ます。
レースはそのまま進み、F・クアルタラロ選手が今季初優勝、2番手にJ・ザルコ選手、3番手にホルヘ・マルティン選手、4番手にA・リンス選手、5番手にM・ビニャーレス選手が続きました。
今回のレースを終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。
■ファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
ファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
「言葉も出ません。この優勝は、前の3回の優勝とはまったく違うものです。また先週は少し後悔が残りましたが、今日はまったく別で、マッピングやタイヤのことをよく考えてコントロールすることができました。残り9ラップか10ラップあたりで”今こそプッシュの時間帯。ヤマハのポテンシャルを見せてやる”と心の中で叫びました。
そしてその結果、この素晴らしい優勝を勝ち取ることができたのです。FP4がとても好調で、私だけが1分54秒台に入れることができたので、その状況に合わせてひとつのプランを立てました。しかしその一方で、チームは私に、フィーリングを大事にするようにとアドバイスしてくれたのです。
私はそれを実行し、良い結果に結びつけることができました。ザルコをパスし、すぐさま続いてマーティンもとらえました。路面に落ちていた何かに当たったときは非常に怖い思いをしましたし、大きな音も聞こえたので、”どうか、パンクしませんように!”と祈りました。最終ラップは少しペースが落ちてしまいましたが、トップをキープするには十分でした。今日はザルコと一緒にフランスの賛歌を歌い、最高の気分でした」。
■ヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)
ヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)
「まずは最初にホルヘにおめでとうと言いたいですし、とても嬉しいです。フィーリングも良かったですし、良いレースができると確信していました。
このマシンとチームで、大きな満足感を得ることができました」。
■ホルヘ・マルティン選手(プラマック・レーシング)
ホルヘ・マルティン選手(プラマック・レーシング)
「今でも信じられません。美しいレース、言葉になりません。昨日までは表彰台に上がれるとは思っていませんでしたが、今日は夢が叶いました。
自分にもチームにも非常に満足しています。これ以上の結果はないでしょう」。
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