『小野木里奈の○○○○○日和』は、オフロードのリーンアウトや苦手なUターンについて学びます!
バイクのニュース / 2021年4月19日 13時0分
『小野木里奈の○○○○○日和』は、ヤマハが主催する『YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)大人のバイクレッスン』に参加します。普段苦手としているUターンやオフロードでのリーンアウトの乗り方を習得します。
■オフロードでのリーンアウト走行を学ぶ!
皆さんこんにちは!小野木里奈です! 本日は前回に引き続き、ヤマハさん主催の『YPA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)大人のバイクレッスン』のレポートです。今回はここで初めて体験したリーンアウトの練習や個人的に苦手なUターンの練習をしたので、お話していこうと思います!
これまで、インストラクターの方々に正しいライディングフォームやブレーキング方法などをレクチャーしていただきました。そして今度は、オフロードでコーナリングをするときに使うリーンアウトの練習です。
リーンアウトについては、教習所に通っていた時に学科の勉強をしていると教科書のバイク項目にリーンアウトやリーンインなどフォームの説明があったので、なんとなくですが認知はしていました。ですが、今回はいよいよ私もレッスンにて実際にやってみるということで、インストラクターさんの説明を聞ききつつ、お手本を観察していきます。
インストラクターさんの動きはスムーズでフォームが決まっています
オフロードでのリーンアウトは、曲がるときにバイクを内側に倒し、一方で上半身はバイクよりも外側にずらさなければなりません。インストラクターさんの体を観察していると、シートに対してお尻の位置もコーナーに対して外側にずれています。そしてカーブするときはお尻をシートから外側にずらしている分、お尻をずらしやすいようにコーナに対し内側の足をステップから離して、前方に出すようにします。このとき、横に足を開かないように注意しなければなりません。
「ふーむ。これは体の動きが色々と忙しそう!(笑)」
そんな印象です(笑)。不安定な地面の上でコーナリングをするときに硬いオフロードブーツを履きながら体勢を変えるというのがとても難しそうです。インストラクターさんはスムーズにこなしているので、見ていると気持ちいいのですが…(笑)。
それでは私たちも体験してみます!
頭では理解したリーンアウトなのですが、予想通り頭と体の動きがなかなか追いついてきません
やはり、予想通り、不安定な地面の上でバランスをとりながらこのフォームを維持するのは体が忙しくて、頭がこんがらがってしまいます(笑)。そして体の使い方がたまに左右逆になってしまったりなど… 運転するのに必死になり、頭で考えているとわけわからなくなってくるんですよね。
とりあえず、「練習あるのみ!」ということで、時間もたっぷり&インストラクターさんも一人一人丁寧に見てくださるのでしっかり練習していきます。私は頭で考えつつも、とにかく数をこなして体で覚えていくようにしていきます。そのうち、段々体の方向や使い方は、体に染み付いてくるのですが、今度の課題は「もっと動作を大きく、大袈裟に!」とインストラクターさんにご指摘いただきました。
「もっと動作を大きく、大袈裟に!」とインストラクターさんに指摘されました
「え?まだこれ以上さらに動作を大きくしないとなの!?」と、驚きましたが、休憩中にカメラマンさんに私の写真を見せていただいたら、自分が思っていた以上にフォームが小さかったのです。自分では結構体を大きく動かしているつもりだったので、このように客観的に自分のフォームを確認することも大切ですよね。インストラクターさんに「もっと大袈裟に!」とご指摘していただいたことに納得です(笑)。
それからもっともっと、自分がやりすぎ?と思うくらいまでの意識でリーンアウトのフォームを練習していきます。そういうときに、「そうそう!そんな感じ!」とインストラクターさんに言っていただけたので、やりすぎくらいが丁度良いみたいでした!(笑)。
ステップから足を外し、コーナーリングをすると言うオフロードのテクニックを受けて自分のライディングフォームの修正点があらためてわかりました
不安定な地面だからこそバランスを取るのに必死なので、全身に力が入りすぎてしまったり、そのおかげでステップから内側の足を離して前方に出さなければならないのに横に出してしまったり、まだまだ走るのに必死なところがたくさんあります。もちろん、一長一短でできるわけがないということは理解していますが、こういうレッスンを受けて改めて痛感しました。
■苦手なUターンを私は克服できるのか!?
リーンアウトの練習をした後は少し休憩をして、急旋回、つまりUターンの練習をしていきます。私はこのUターンがとても苦手です。バイクという大きな車体を倒さないように小回りするのが、どうも臆病になってしまいます。特に右回りの時は…(泣)。
Uターンする前に十分スピードを落とし、曲がる時にアクセルは一定にします
ここで大切なことは、Uターンする前に十分スピードを落として、曲がる時にアクセルは一定に回すこと。急に回したりするとバランスが取れなくなったりします。また、バイクに乗るどの場面でも言えることですが、やはり重要なのは目線です。行き先の遠くを見る。これについては細かいポイントはありますが、今回はとにかくシンプルに自分が進む行き先の遠くを見る、ということだけを頭に入れて体にクセをつけていこうと思いました。
やってみて思ったことは、アクセルをこの不安定な路面で一定にすることが本当に難しかったです。砂利で少しバランスが崩れると、足を出してバランスを取ろうとしてしまいます。そしてそれに一生懸命になっていると、目線がハンドル周りやバイクのすぐ下に定まって大回りで回ってしまい、何度も目線を遠くに、と注意をされてしまいました(笑)。あれだけ自分に目線を言い聞かせていましたが、簡単にはいかないものですね。今後も継続してできるように常に意識していこうと思いました。
近くを見るのではなく目線は進む方向の遠くを見るようにします
レッスンは路面がオフロードという舗装されていない場所を走っていますし、バイクもオフロード車ですが、このリーンアウトやUターンのレッスンで習得できた体重移動や目線、アクセルの使い方やブレーキでスピードを落としていくタイミングは普段バイクを運転するときにたくさん応用できる内容ばかりです。初心者ライダーの方は特に、公道に出た時は緊張や不慣れなことから、特に目線などが近くに行きがちなってしまうこともあると思います。オフロードだけでなく、普段のバイクにも今回のレッスン内容は対応できると思いますので、是非参考にしてみてください!
次回は『YRA大人のバイクレッスン』レッスンのレポート最終回でございます! それでは皆さんまた次回もお楽しみに~!
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