1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

バイクを高く売るコツとは? 時期や注意点を徹底解説

バイクのニュース / 2021年4月23日 9時0分

乗らなくなったバイクを売りたいと考えた際に、どのようにすれば高く売れるのかは気になるところです。そのため、売るのに最適な時期や、高く売るための注意点を事前に知っておいて損はないでしょう。今は、バイクを売る予定がなかったとしても普段から気をつけておくことで高額買取につながる可能性もあります。

■バイクを高く売るコツとは?

 乗らなくなったバイクを売る際に、少しでも高く売りたいと考える人は多いでしょう。まず、バイクを高く売るコツとしては、高額査定をしてもらえる売却方法を選ぶことが最優先になります。売却先としては、「個人売買」・「下取り」・「買取業者」の利用が考えられます。

「個人売買」に関しては、業者の仲介手数料がないので、同じ車種の市場中古車販売価格に近い値段で売れることが期待できる反面、名義変更や購入後の故障によるクレームなどのトラブルも、自身で全て対応しなければならない手間がかかるというデメリットがあります。逆に、「下取り」は、新しいバイクの購入価格を減額でき、売却と購入の手続きが同時にできるメリットがありますが、高い査定が出にくいというデメリットがあります。

 最近は、「バイク買取業者」の利用も増えてきて、ネットを通じて一括査定してもらうことで簡単に多くの会社へ査定依頼を出すこともできるようになりましたが、買取業者の数が多く特徴もそれぞれ違うので、どこを選べば良いかの判断が難しく、一度登録すると買取業者からしつこく営業の電話がかかってくることもあります。

 そんな、業者選びのコツとしては、買取だけでなく実店舗やウェブで販売店を持っているところの方が、自社で価格設定をして販売するため、買取後にバイクオークション(競り)に出品するだけの業者よりも、許容できるギリギリまでの買値をつけてくれるというメリットがあります。

 売るバイクの状態としては、カスタム車両より純正状態が理想ですが、カスタムしていたとしても純正部品があることを伝えるなどして、売却価格に差がないようであれば、パーツは外して別で売却したほうがパーツ単体で高額査定される場合もあります。

カスタムしても純正部品を持っていることで査定が上がる可能性があります

 また、バイクを高く売るには日頃のメンテナンスも重要で、カスタムをしても売却時に純正に戻せるよう「純正部品は必ず保管しておく」ことや、屋根付き車庫の利用やシートカバーを用いて「ボディの状態を保つ保管方法」を常に行っておくことと、バイクの良好な状態を保つための「こまめな洗車」や「エンジンの始動や各部の注油などのメンテナンス」も忘れてはいけません。

 ほかにも、故障や修理の実績はメモに残しておくと、売却時に査定員へ正確なバイクの状況を伝えられ、愛着を知らせることにもつながります。

■高く売れる時期や売る際の注意点とは

 バイクを高く売れる時期としては、新生活が始まる春から夏にかけてが理想的な売却の季節となり、ゴールデンウィークや夏休みなど大型連休も重なり、免許取得者も増えてバイク需要が高まるので、バイク販売店も在庫を求めている状況が続きます。

「車検」や「自賠責保険」などの有効期限や残り期間も査定に影響があります

 また、季節だけでなく時期も大切で、「年式」・「走行距離」は状態の良好さを見られる基準のひとつとして重要になりますが、「車検」や「自賠責保険」などの有効期限や残り期間、タイヤなどの「消耗品の交換時期」もよく考えておくことが大切です。

 次の購入者が少しでも長く乗れる状態であれば査定にプラス要素となります。年払いになる「軽自動車税」も、3月末に売るか4月初旬に売るかでは、数日の差で年間の税金を自身が払うことになりますので注意が必要です。

 ほかにも、「モデルチェンジする前に売る」というのも重要で、モデルチェンジ後には買い替えにより中古市場へ旧モデル流通の影響で価格が下がることもあります。このように、季節やタイミングによって、車両の査定へ影響が起き、さらに税金面での損得もあるということを覚えておくと良いでしょう。

 バイクを売る際の注意点としては、正しく査定してもらうために「洗車」は査定前に必ず行うということと、「タンクの凹みなどはそのままにしておく」方が、修理代と査定額を天秤にかけてもマイナスが少なくなることが多く、その理由も含めた「事故歴や修理歴」についてはこちらから伝えることで、心証が良くなるだけでなく、正確なバイクの状態を知ってもらうことができるでしょう。

 買取業者を利用するときは、買取先によって趣向が違うために、必ず複数から見積もりを取るようにします。査定のときに業者の示す「相場」は、全国的に定まった指標ではなく、自社の在庫状況や販売データ、また流通量などの独自基準で判断して伝える価格ですので、会社により異なるため他社との比較は欠かさないようにしましょう。

 そして、1番大事なのは「冷やかしではなくすぐにでも売るよ」という気持ちを見せることで、相手にここで決めないと他社に決められてしまうかも、という不安をもたせ、逆にこちらから仕掛けるような形で高額買取してもらえるような交渉をしようと言う気持ちで挑むことは大切でしょう。

 普段の保管方法やメンテナンスに注意しておき、売却時には本格的なシーズンに入る前から行動して、税金などに無駄なく高額査定を得られるように、多くの見積もりを取って比較してください。

※ ※ ※

 バイクの買取業者は、不動車や車検切れでも買取はしてくれますので、もし動かないバイクがあって処分に困るときにも利用してみてください。バイクをすぐに売らないとしても、普段からの愛着がそのまま先の売却査定に影響すると考えて保管方法の見直しや、長く乗るためのメンテナンスをこまめに行っておきましょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください