2021 MotoGP第3戦ポルトガルGP ヤマハのF・クアルタラロが今季2勝目 復帰を遂げたM・マルケスは7位フィニッシュ
バイクのニュース / 2021年4月19日 15時0分
2021 MotoGP 第3戦ポルトガルGP決勝レースがポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されました。今回のレースでは前戦に引き続きF・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が優勝を勝ち取りました。
■F・クアルタラロが独走
2021 MotoGP 第3戦ポルトガルGP決勝レースがポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されました。
ポルトガルGP決勝はポールポジションを獲得したファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、2番手のアレックス・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)、3番手のヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)が一列目スタート。
二列目にはジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、フランコ・モルビデリ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)、今季初出走となるマルク・マルケス選手が並びました。
スタート直後の1コーナーではヨハン・ザルコ選手がトップを奪取。2番手にはA・リンス選手、3番手にはJ・ミル選手、その後にF・クアルタラロ選手、J・ミラー選手が続きます。
6周目に入ると表彰台を狙える位置につけていたJ・ミラー選手、2020年のポルトガルGPで勝利を収めたミゲール・オリベイラ選手(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がクラッシュ。M・オリベイラ選手はその後レースに復帰しています。
レース中盤、13周目を終えた時点で、トップはF・クアルタラロ選手、2番手にA・リンス選手、3番手にJ・ザルコ選手が続きます。
レース15周目にはバレンティーノ・ロッシ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)、19周目には2番手走行のA・リンス選手がクラッシュしリタイア。21周目には表彰台争いをしていたJ・ザルコ選手もクラッシュしリタイアしています。
レース終盤に入るとF・クアルタラロ選手が2番手のF・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)に4秒以上の差をつけて独走。そのままチェッカーフラッグを受けて今季2勝目を記録しました。
2位以降はF・バニャイア選手、J・ミル選手、F・モルビデリ選手、B・ビンダー選手(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が続いています。
なお、怪我の影響により長期離脱していたマルク・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)は、9ヶ月ぶりのレースで7位フィニッシュ、日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は10位フィニッシュとなっています
今回のレースを終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。
■ファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2021 MotoGP 第3戦ポルトガルGPを制したファビオ・クアルタラロ選手
「今の私は自信に満ち溢れているように感じます。このような状態を取り戻せたことはとても重要です。前回ドーハで得た自信と同じものを、今日も感じることができました。私たちは今、勝つために何が必要かということがわかっています。フロントのフィーリングが良ければハイペースで走ることができるのです。
今日は自分のライディングだけに集中し、素晴らしいペースが出ていました。自分でも驚くほどです! また後ろに迫るリンスのプレッシャーも感じていて何とか振り切ろうと頑張っていたのですが、そうするうちに彼のほうがミスをしました。そのあとは少し楽になり、バニャイアとの差をさらに広げることもできました。
この3日間、私たちはとても素晴らしい仕事ができたと思っています。昨日は全セッションでトップ、今日も優勝することができ、2日後の私の誕生日を祝うための最上のプレゼントにもなりました。すべてはチームのおかげ。心から感謝しています。次は大好きなコースのひとつ、ヘレスへ向かいます。待ちきれない気持ちです」
■フランチェスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)
2021 MotoGP 第3戦ポルトガルGPで2位を獲得したフランチェスコ・バニャイア選手
「今日のレースの結果にはとても満足しています。11番手スタートだったので、5位以内に入ることを目標にしていましたが、結果的に表彰台に立つことができました。しかも、昨シーズンはかなり苦戦したコースでしたが、今年はマシンのフィーリングが素晴らしく、見事な復活を遂げることができました。
終盤はかなり苦しみましたが、最終的にはミルのアタックから2位を守ることができて、チャンピオンシップでも2位になりました。今週末、一緒に素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したいと思います」。
■ジョアン・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)
2021 MotoGP 第3戦ポルトガルGPで3位を獲得したジョアン・ミル選手
「今朝のウォームアップでは非常に好調だったので、レースペースは良いと思っていましたが、レース中盤にトラブルが発生するとは思っていませんでした。理由はよくわかりませんが、バイクのフロントに苦戦し始めました。これはチェックして学ばなければなりません。
でも全体的には満足しています。というのも、今週末は好調で、自分にとってはあまり得意ではないコースで表彰台を獲得できたからです。次のヘレスは非常に競争の激しいレースになると思いますが、また良い結果を残したいと思っています」。
※ ※ ※
MotoGP第4戦スペインGPは5月2日にヘレス・サーキットで開催予定です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
MotoGPマシンデビューの小椋藍選手 初走行の印象は……【MotoGPバルセロナ公式テスト】
バイクのニュース / 2024年11月21日 13時10分
-
【MotoGP2024第20戦ソリダリティGP 】ホルヘ・マルティンが初のシーズンチャンピオンに
バイクのニュース / 2024年11月18日 18時10分
-
Moto3古里太陽選手、激しい優勝争いから2位表彰台獲得!!【MotoGP第19戦マレーシアGP】
バイクのニュース / 2024年11月6日 13時10分
-
【MotoGP2024第19戦マーレシアGP】バニャイアがスプリントレースリタイアも決勝レースを制覇
バイクのニュース / 2024年11月5日 17時10分
-
決勝13位で終えた中上貴晶選手 ウエットでもリアのグリップに苦しむ【MotoGP第18戦タイGP】
バイクのニュース / 2024年10月29日 19時10分
ランキング
-
1大谷翔平の元通訳・水原一平被告に2つの最新情報 判決を来年1月に“再延期”要請と米記者報道
スポーツ報知 / 2024年11月28日 9時16分
-
2エンゼルス、菊池雄星との3年契約合意を正式発表…総額約97億円
スポーツ報知 / 2024年11月28日 6時13分
-
3田中将大“衝撃の楽天退団動画”で囁かれる「侍ジャパンへの意趣返し」《専属広報や番記者とも仲違いし…》
文春オンライン / 2024年11月28日 7時0分
-
4惨敗続きのラグビー日本代表は「ひどく厄介な事態」に陥っている…27年W杯へ向けジョーンズHCがすべきこととは?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 9時26分
-
5大谷翔平がもたらした“財政革命”でドジャースは新たな王朝建設へ 後払い分&莫大な収益が背景
スポニチアネックス / 2024年11月28日 8時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください