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初心者必見!ライディングブーツの選び方とは?

バイクのニュース / 2021年4月26日 9時0分

バイクを運転するために作られたライディングブーツは、普通の靴やブーツとどのように違うかご存知でしょうか? 初心者ライダーにこそ選んで欲しいライディングブーツのメリットや、目的に合わせた選び方について詳しく紹介していきます。

■そもそもライディングブーツとは

 バイクを運転する際、快適で安全なライディングに必須のアイテムであるブーツは普通のスニーカーなどのシューズと、どのように違うのでしょうか。そこには、バイクの運転に合わせた構造として「操作性」「安全性」をはじめとした操縦安定性をフォローする機能が内包されています。加えて、使用環境に適した防水性能や通気性などの快適機能にも優れているという特徴があります。

 バイクの足元の操作の基本は、シフトチェンジとリアブレーキ操作ですが、ライディングブーツは当然その操作に対応した構造となっています。

 まず、シフトレバーが当たる部分は操作性を考慮し、厚みや硬さを変えた補強がなされています。ブレーキペダルの踏み込みに適したソールが採用され、ステップからの滑落防止処置もされています。加えて、くるぶしや足首の捻挫などを防ぐための保護機能がありながら、操作に支障がないように柔らかい素材を部分的に用いているなどの違いもあります。

 ライディングブーツにも種類があり、服装やバイクの利用目的で選ぶことができます。デザインも豊富で日常利用やツーリングなど幅広い環境を考慮した「カジュアルライディングシューズ」や、耐久性の高いレザー素材を用いた「レザーシューズ・ブーツ」、スポーツ走行用として細部に特殊な加工を施した「オンロード」or「オフロード」に特化した専用ブーツもあります。

日常生活でも使えるカジュアルなライディングシューズもあります

 普通のシューズとは、留め具にも違いがあるものもあり、外見は「レース(紐)」式のでもサイドにジップアップ機能が備わり、ダイヤルでフィット感を変えられる「BOAフィットシステム」や、スポーツ走行用の製品は「バックル」など特殊な装置が付いていて、装着後に履き心地の微調整ができるようなものもあります。

 また、レース(紐)式のものでも、バイク可動部に靴紐を巻き込まないようにできるベロが付いているなど、バイクの運転をするときに足元を守りながら疲れにくく快適に、かつ操安性を考えた仕掛けがあちこちにあるのがライディングブーツなのです。

■ライディングブーツ選びの注意点

 たくさんの種類があるライディングブーツの選択時には「デザイン」や目的に合わせた「種類」だけでなく、自分に合った「サイズ」や「素材」による違いと、求める「機能」の3点に注意して選びます。

利用目的によって足首部分の固定やソールの厚みなども異なります

 ライディングブーツは、その利用目的によって足首部分の固定やソールの厚みなども異なり、スポーツ走行専用のものは、環境に合わせて歩行性能よりも操作性や転倒時の保護を目的とした製品です。ツーリングなどで活躍するカジュアルライディングシューズと呼ばれるものは、バイクを降りた後にツーリング先で歩くことも考えて作られるなどの違いがあります。

 調整機能としての「BOAフィットシステム」は、装着後のフィット感を簡単に微調整できるだけでなく、着脱もしやすいという特徴があります。ワイヤーを利用したダイヤル調整式のため、シューレースタイプのものと比べて、絡まることや解ける心配も無い、まさにバイクの運転に適した最新機能を備えたライディングシューズです。

 また、通勤や通学で使用するときには、季節に合わせて夏場は蒸れを防ぐための通気性の良いもの、冬場は防風性能や雨や雪に備え防水性能が高いなど、その選び方も変わります。レザー素材の製品はお洒落なうえ、素材による保護機能も高く、年数の経過とともに味も出てくるという特徴も持ち合わせています。

 このように素材の違いにより、それぞれ「重さ」や「硬さ」などの影響で使い勝手も変わってきます。そのため出来れば、ネット通販などで購入するよりも、実際に試着して履いて、しばらく歩いたり腰掛けたりして、フィット感や操作感を確認すべきでしょう。

 ちなみに、ハイヒールやサンダルなど運転に適さない靴でバイクに乗ることは禁止行為とされています。道路交通法第70条(安全運転の義務)違反とされているのです。この違反行為には、違反点数2点と反則金(二輪車7000円)、または道路交通法第71条(運転者の遵守事項)違反による反則金(二輪車6000円)という反則金が課せられます。たとえライディングシューズでなくとも、バイクの運転には運転操作に適した靴を選ぶようにしなければなりません。

バイクの運転のために設計された専用シューズは、男女問わず使用できるものもあります

 デザインも豊富で、世代を問わず男女幅広く対応できるライディングシューズは、バイクの運転のために設計された専用シューズです。けれども、スポーツ走行専用のものを除けば、ツーリング先でバイク降車後の歩行も快適に設計されています。ライダーのための多機能シューズとして、ベストな選択肢といえるでしょう。

※ ※ ※

 近頃人気のワークマンやホームセンターで販売している「安全靴」タイプでも、危険の多い工事現場などでの安全性を考えて、爪先に金具が入りソールに滑り止め加工がしてある製品もあるので、ライディングにも使えるシューズのひとつとしてお薦めできます。しかし、できるだけ足首までしっかりガードする製品を選ぶようにしましょう。

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