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2021 MotoGP第5戦フランスGP 第4戦に続きドゥカティ勢が1・2フィニッシュ 手術明けのヤマハ・クアルタラロは3位入賞

バイクのニュース / 2021年5月17日 15時0分

2021 MotoGP第5戦フランスGPの決勝レースが2021年5月16日にル・マン-ブガッティ・サーキットで開催されました。今回のレースでは前回に引き続きドゥカティ勢が1・2フィニッシュを果たしました。

■安定しない天候の中行われたフランスGP

 2021 MotoGP第5戦フランスGPの決勝レースが2021年5月16日にル・マン-ブガッティ・サーキットで開催されました。

 フランスGP決勝は予選でポールポジションを獲得したファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、2番手のマーベリック・ビニャーレス選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、3番手のジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)が1列目スタート。

 2列目にはフランコ・モルビデリ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)、ヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)、マルク・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)が並びました。

 スタート直後の1コーナーでは3番手スタートのJ・ミラー選手がトップを奪い、2番手にはM・ビニャーレス選手、3番手には5月4日に筋膜切開術を行っているF・クアルタラロ選手が続きます。

 4周目にはF・クアルタラロ選手がJ・ミラー選手とM・ビニャーレス選手を交わしてトップに浮上。

 6周目に入ると4周目から降り出し始めた雨が徐々に強まってきたため、複数のライダーがマシンの乗り換えを行いましたが、この際に昨年シーズンチャンピオンのジョアン・ミル選手とチームメイトのアレックス・リンス選手(共にチーム・スズキ・エクスター)が転倒。J・ミル選手はここでリタイアとなりました。

 レースは残り10周、トップはJ・ミラー選手、2番手にF・クアルタラロ選手、3番手にJ・ザルコ選手が続きます。

 レース終盤の残り7周になると、J・ザルコ選手がF・クアルタラロ選手をパスして2番手に浮上。その後方では4番手はアレックス・マルケス選手(LCRホンダ・カストロール)とフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ダニロ・ペトルッチ選手(テック3・KTM・ファクトリーレーシング)が4番手争いを展開します。

 その後、ほぼドライの状態まで回復した路面で繰り広げられたフランスGPは前戦に引き続きJ・ミラー選手が優勝。2位はJ・ザルコ選手、3位はF・クアルタラロ選手という結果になり、クアルタラロ選手がポイントランキングで再びトップへ返り咲きました。

 第5戦 フランスGPを終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。

■ジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)

2021 MotoGP 第5戦 フランスGPで優勝したジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)

「2戦連続で優勝するというのは、私にとっては夢のようなことです。特に、ダブルロングラップでグラベルに入ってしまったような難しいレースの後ですからね。このような結果を得ることができたのは、本当に素晴らしいことです。

 レースはとても長く、精神的にも厳しいものでした。集中力を切らさないように、自分に言い聞かせながら走りました。このようにしてタイヤをうまく管理し、最後まで温存することができたので、終盤で接近してきたヨハンに対してアドバンテージを保つことができました。本当に素晴らしい勝利でした」。

■ヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)

2021 MotoGP 第5戦 フランスGPで2位入賞したヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)

「興奮しています。金曜日から天候が安定せず、非常に複雑なレースでした。それにもかかわらず、私たちはよく働き、今日は素晴らしいレースをすることができました。

 スタートが悪かったのですが、なんとか挽回して、素晴らしいレースができました。地元での表彰台はとても特別なものです」。

■ファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

2021 MotoGP 第5戦 フランスGPで3位入賞したファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

「人生最大の、奇妙で難しいレースと言っていいと思います。しかもフラッグ・トゥ・フラッグ・レースは初めての経験でした。雨が降る前、スリック・タイヤでの走行は非常に好調で、マーベリック(ビニャーレス)とミラーがやや慎重に走っているときも、私は”OK! 行けるよ!”と非常に楽観的でした。ところが第9コーナーでは雨がたくさん降っていて、マシンが右に左にと揺さぶられました。このときは”こんな感じでピットに入って行ったとしたら、それはそれですごいな!”などと考えていました。

 結局、絶好のタイミングでピットに戻ったのですが、まずバスティアニーニのピットに入りそうになり、次にマーベリックのマシンに乗ってしまいそうになりました。大変な混乱でした。それでも最後には表彰台に上ることができました。このような状況のなかで、ここまでやれるとは想像していませんでした。ランキングトップ奪回については、私たちの仕事の結果であり、うれしいですが、まだ14戦も残っているのですから今はあまり考えていません。それよりも、難しい状況のなかで大きくポジションを落とさず、ひとつ上げられたことは良かったと思います。次からも集中し、一歩一歩前進を目指します」。

※ ※ ※

 次戦、2021 MotoGP 第6戦イタリアGP決勝は、5月30日にムジェロ・サーキットで開催予定です。

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