YAMAHAの250ccスーパースポーツ「YZF-R25 ABS」は、モータースポーツする楽しさと毎日乗れる気軽さが魅力です!
バイクのニュース / 2021年5月26日 11時0分
ヤマハのスーパースポーツYZF-Rシリーズの末弟、250ccクラス「YZF-R25」は、「毎日乗れるスーパーバイク」がコンセプト。スタイリングはもちろん、高次元な走行性能と日常での扱いやすさを兼ね備えています。そこで、スーパースポーツに憧れるリターンママライダーが、スタイルや足つき、取り回し、乗り味をチェックしてみました!
■サーキットからストリートまで楽しめる250ccスーパースポーツ!
YZF-Rはヤマハを代表するスーパースポーツシリーズ。日本ではMotoGPマシンのYZF-M1、シリーズ最上級モデルYZF-R1、そして中型クラスのYZF-R3、小型クラスのYZF-R25を展開しています。
シリーズ末弟の「アールニーゴー」ことYZF-R25は、車検の必要がなく、自動車税や自動車重量税が安い上に、カッコよくて、走って楽しい250ccクラス。特にスーパースポーツは若い人を中心に人気を集めているそうですが、純粋に好きなことにお金と時間を費やせなくなったママライダーの私も興味津々です。
YZF-R25は「毎日乗れるスーパーバイク」がコンセプト。250ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒エンジンを搭載し、スポーティーな走行性能と日常での扱いやすさを両立させています。注目したいのは趣味性、スポーツ性の高さです。
MotoGPマシン「YZR-M1」
MotoGPマシン「YZR-M1」のエッセンスを取り入れたデザインが施されています。M字型ダクトと広いゼッケンスペースを備えたフロントカウル、肉抜き加工を施したアルミ鋳造製のハンドルクラウン、マスの集中を追求したギュッと凝縮したボディフォルムなど、眺めているだけでもウットリしちゃいます。
また、フロントサスには倒立フォークを採用。ブレーキにはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も標準搭載されています。実際の走りが気になるところ。そこで、東京の市街地を試乗。気になる乗り味をチェックしてみました!
■MotoGPマシンをイメージしたデザインにテンション上がります!
2021年モデルからはABS標準装備のみに変更。新色にトレンドカラーのシアン(シアンメタリック6)、大人っぽいマットダークグレー(マットダークグレーメタリック8)が登場しました。どっちもカッコよくて、若者に人気なのもうなづけます。
2020年型から継続のブルー(ディープパープリッシュブルーメタリックC)
ちなみに今回、私が試乗するモデルは2020年から継続のブルー(ディープパープリッシュブルーメタリックC)です。ヤマハのレーシングブルーを感じさせるカラーで、鮮やかなのに落ち着いた大人っぽさもあって私はこちらの方が好みです。
身長158cmの私で両足の親指がしっかり接地
実際にまたがってみると、身長158cmの私で両足の親指がしっかり接地。シート高は780mmで、スーパースポーツにしては良い方。マスの集中化でバランスがよく、片足でも軽く支えられます。足つきのよくないバイクに乗り慣れている人なら問題なさそうです。
ライディングポジションは前傾。セパレートハンドルはほどよい高さで、両ヒジにゆとりができます。乗車姿勢に無理がないので乗りやすそう。キュッとコンパクトなポジションで私好みです。なんといっても見た目がいい(笑)。YZR-M1をイメージさせるフォルムとカラー、そしてレーシーなポジションにテンション上がります。
■バイクでスポーツする楽しさを5感で実感! エモーショナルなバイクです
まずはイグニッションキーをオンにすると、デジタルメーターが起動。目覚めるような心躍る瞬間です。文字表示大きくて見やすいのでオバちゃんには助かります(笑)。キルスイッチ連動型のセルスターターをスライドさせるてエンジン始動。純正マフラーから心地よいゴロゴロとした低音サウンドが響きます。耳心地のよさがいい感じです。
文字表示大きくて見やすいフル液晶メーター
アクセルを開けるとスムーズに加速。もっとツインらしいドコドコ感があるかと思ったら、トルクフルながらも自然でスムーズです。嫌な振動はなくて、心地よい鼓動感があります。それにやっぱり音がいい! エンジンの回転数が上がるとともに、マフラーから奏でられる排気音もピッチが上がって、唸るような迫力あるサウンドに変化します。グングン加速していく時の気持ちよさがタマリマセン。やっぱりスーパースポーツっていいなって思っちゃいます。
太もものフィット感が良くニーグリップもしやすいタンク形状
操作感のよさもポイント。シェイプされたタンクと太もものフィット感がよくてニーグリップしやすいので、上半身に余計な力が入らずほどよくリラックス。ポジションが楽でコーナリングに集中できます。
R25は自分の行きたい方向へとグーンと荷重し旋回していくダイレクトな操舵感があります。一体感というのかな? エンジンの鼓動感、排気音のピッチ感と自分の鼓動がシンクロしているみたいで楽しいのです。
車群に追いついて速度を落とし、中低速で車の流れに乗っていくのもスムーズ。車の流れに合わせた絶妙なアクセルワークにもレスポンスよくてスムーズな加速力を発揮してくれます。ストレスフリーで、「毎日乗れるスーパーバイク」っていうのも納得。日常の中でムダにアセって運転が荒くなることもなさそう。心にゆとりができます。
高速やサーキットも走りたくなる楽しさをもつ「YZF-R25」
一般道だけだったので高速道路やサーキットも走ってみたい! もっと走りたい気持ちになります。スポーツしてる楽しさでワクワクする気持ちになるバイク…イマドキの表現だとエモいっていうんでしょうか(笑)。グッとくるエモーショナルさで乗り手を魅了してくれます。お買い物に使えそう…とか、親子タンデムしたい…とか、すっかりママモードになっていた私ですが、一人のライダーとしてバイクで走る楽しさを思い出させてくれるステキなバイクでした。
■YZF-R25 ABS
全長×全幅×全高:2090×730×1140mm
軸距:1380mm
最低地上高:160mm
シート高:780mm
車両重量:170kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:249cc
内径×行程:60.0×44.1mm
圧縮比:11.6:1
最高出力:26kW(35PS)/12000rpm
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10000rpm
燃料タンク容量:14L
タイヤ:前110/70-17M/C 54S、後140/70-17M/C 66S(前後チューブレス)
ブレーキ形式:前後 油圧式シングルディスク(ABS)
懸架方式:前 テレスコピック式、後 スイングアーム式
フレーム形式:ダイヤモンド
■メーカー希望小売価格:65万4500円(消費税込)
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