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バイク初心者が最初に揃えるべきライディングのための装備とは

バイクのニュース / 2021年5月29日 9時0分

バイクの購入を検討している人や、初めてツーリングに参加しようと計画している人は、どんな装備を揃えればいいのか、迷ってしまうのは当然です。バイク初心者が、まず始めに揃えるべき装備とは、如何なるアイテムなのでしょうか。

■ツーリング参加時に、バイク初心者が取り敢えず揃えるべき装備

 バイクは自動車とは違い常に外気にさらされた状態で運転します。故に、必然的にまず身につける装備を揃える必要があります。まず、ヘルメット、グローブ、ブーツの三種の装備、バイク初心者は最低限、この“三種の神器”だけは揃えましょう。

 最初から一流ブランドで揃えても構いませんが、用品の使い勝手や個人へのマッチング、自分の好みがまだ分かっていない初心者は、慣れた頃に買い換えることを前提にリーズナブルな価格の製品から選んだ方がいいかもしれません。

 重要な装備であるバイク用ヘルメットは、フルフェイスや半帽、ジェットなど、いくつか種類があります。日本で販売されているバイク用ヘルメットであれば、安全性は確保されている筈なので、機能性だけでなくデザイン重視で選んでも問題ないと思われます。

 ただし、重すぎるヘルメットには注意が必要です。重いヘルメットは首に大きな負担がかかるので、バイク初心者には推奨できかねます。もし事故に合った時は、遠心力が働き頭部や頸部への衝撃が強くなる大きなデメリットがあります。ほとんどのヘルメットが約1.8kg程度までに抑えられているので、2kg以上あるヘルメットはかなり重いヘルメットと言えます。

 半帽型のヘルメットは、オシャレな見た目の良いデザインが多く、気軽に着用できるので、バイク初心者には人気です。しかし、高速度域でバイクに乗ることを前提に選択肢を検討している人は注意してください。違法ではありませんが、被事故時などの安全性を考えて、あまり積極的には、お勧めできません。

 グローブも運転中の疲労軽減や手の保護のために、欠かせない重要装備のひとつです。
バイク初心者は指の曲げ伸ばしやスイッチの押しやすさを確認して、操作性重視で選んだ方がいいとされています。

 しかし、冬場は防寒目的のグローブ着用が必須でしょう。分厚いグローブなので作業用グローブと比べると操作性は良くないですが、作業用グローブだと手がかじかんで操作が困難になります。グローブはヘルメットと較べて安価なので、気になるグローブが見つかったら試しに購入してみてもいいでしょう。

バイク用のブーツは運転操作性や保安保護性が高い商品です

 バイク用のブーツは運転操作性や保安保護性が高い装備です、高価なもの商品が多いので慎重に選ぶべきでしょう。ブーツの選択は普段履いている靴と同じで問題ありません操作性と歩きやすさを両立しているツーリング用のブーツもあるので、バイク初心者にお勧めです。

 シューレース(靴ひも)が解けないようにする工夫は必要ですが、普通の靴店で販売するカジュアルブーツ(ワークブーツなど)やホームセンターなどが扱う安全靴でも問題ありません。バイク用のブーツには、バイクの操作性にフォーカスしすぎて、歩きづらいブーツもあるので、ネットなど通販で購入する時は注意してください。

■他にもあると助かるグッズは、こんな便利アイテムだ

 他にも、U字ロックなどの盗難防止グッズや盗難保険、泊まりでのツーリングを想定している人はレインウェアなどを用意した方が安心でしょう。

 残念ながら市販されている防犯グッズの多くは、盗難のプロなら簡単に壊してしまうので、絶対に盗難されないとい盗難防止グッズはありません。しかし、それでも最低限の盗難防止対策は行っておくべきでしょう。

ヘルメットの盗難は、ワイヤーロックなどで防ぎましょう

 ヘルメットは価格が10万円以上する高価な製品もあるので、盗難される可能性があります。高価なヘルメットを狙っている人だけでなく、イタズラ目的でヘルメットが盗まれることも考えられるので、ヘルメット用のワイヤーロックは必ず用意しましょう。特に高速道路のSAなどでヘルメット盗難に合うと、身動きが取れなくなることも考えられ、注意が必要です。

 あまり知られていませんが、バイクにも盗難保険があります。バイクの盗難は精神的にも金銭的にもダメージが大きいので、不安な人は入っておきましょう。盗難補償以外にも鍵穴のイタズラ補償やロードサービス付きの補償など、最近では多様なプランが登場しています。

 雨が降ったらバイクに乗らない人もいますが、ツーリングに出かけた時や、出先で通り雨が降ってきた時にレインウェアを持っていると便利です。いきなり高機能なレインウェアを購入する必要はないので、いつでも携帯できる軽量なレインウェアが良いでしょう。肌寒い時や風が強い時には防寒具としても使えるので、持っておいて損はないアイテムです。

 シリコンオイルやブレーキクリーナーなどのメンテナンスグッズも本来は持って行くべきですが、いきなり大量のメンテナンスグッズを揃える必要はありません。しかし、自宅やバイク置き場で洗車ができる環境であれば、洗車グッズは揃えておいてもいいでしょう。

***

 バイクグッズは必要最低限の装備以外は、少しずつ集めていった方がいいでしょう。種類が豊富にあるので、ある程度バイクに慣れてからの方が自分に合ったバイクグッズを選びやすくなります。しかしヘルメットとグローブ、そしてブーツ、この“三種の神器”は絶対に必要なアイテムなので、バイクが届く前に必ず揃えておきましょう。

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