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『小野木里奈の○○○○○日和』は、買い物や通勤にも最高のパフォーマンスを発揮するキムコ「Racing S 150」に試乗します!

バイクのニュース / 2021年5月31日 13時0分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、パワフルなエンジンを搭載するキムコのスタイリッシュなスポーツスクーター「Racing S 150」に試乗します。

■今まで出会ったバイクの中でベスト3に入る乗り味

 皆さんこんにちは!小野木里奈です。今日は大磯ロングビーチで開催された、JAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会にて、KYMCO(以下:キムコ)のスポーツスクーター「Racing S 150」を試乗したので、ご紹介したいと思います。

 さて、キムコの「Racing S 150」ですが、150ccにしてはとてもコンパクトな印象です。コンパクトでありつつ、高速道路も乗れることはありがたいですね。そして、コンパクトでありつつも、シート下の収納力の高さは、お買い物するときなど荷物が多い時はとても役立ちます。この荷室は、ヘルメットを入れてもパンパンにならないんですよ。私は街中で買い物行って帰宅すると、予定していたよりも荷物が多くなってる時あるじゃないですか(笑) だからこれだけ荷物を入れられるのは魅力的。

 サイドから見て私が気になった点が、足元がフラットなところ。そして、シートの特殊な形。実はこちら、3パターンのライディングポジションを可能にしてくれるんです!

シートは、自由な乗降動作が可能な形状と滑り止め効果のあるシート表皮、そしてクッション性の高い座面により快適性を確保しています

 アーバンモード、レーシングモード、ツーリングモードがあり、足元がフラットの位置と前方位置、同時にシートに乗る位置の組み合わせで、3パターンのライディングポジションを実現してくれるんだそうです。長距離走る時は体に負担がかかりにくい姿勢や、スポーティーに走りたい時の姿勢など、その時の気分でライディングポジションを合わせられるということなんですね。私だったら、フラットに足が置けるのが楽なので、買い物など、街乗りする時はフラットに乗れるアーバンモードで乗るかなぁと思います。

各メーターは、ユーザーが撮影した写真を背景に設定可能

 そして「Racing S 150」で驚いたのが、液晶パネル! これまでご紹介してきたバイクでも、走行中に一瞬見ただけで、「なんて見やすいんだろう」と、最新のカラー液晶パネルには毎度驚かされました。そして、キムコのRacing S 150ですが、スピードメーターやガソリン残量が把握できる液晶が両端にあり、その真ん中に丸い液晶があります。液晶にはスピードや時計、天気などの様々な情報を表してくれるのですが、それがデザインも含めてオシャレで非常にライダーにとっても見やすいのです。

キムコのスマートフォンアプリ『Noodoe』

 さらに、スマートフォンアプリ『Noodoe』をダウンロードすると、撮影した写真などを使ってオリジナルのデザインを液晶モニターに表示することが可能です。そして、スマートフォンの通知も連携してこの液晶に表示することができますが、その表示するタイミングもこの車両が完全に停止した時のみでしか表示されない仕組みになっています。ライダーにとって、気を取られず運転を優先することができる安全性も感じられますね。キムコのYouTube公式チャンネルにもこの液晶のアプリについて動画がアップされていますが、デザインの種類がとても豊富で、こういうカスタマイズできるのも楽しいですね。

シート高は790㎜、160cmの私は両足だとつま先立ちになります

 では恒例の足つきチェック! 私は160cmですが、両足だとつま先立ちになってしまいますね。シート高が790㎜と、コンパクトな第一印象に比べて高めだな、と感じました。ただ、こちらに関しましては私の身長から感じた個人的な見解です。同じくらいの身長のライダーの方は参考にしてみてください。

 一方で、重さが128kgと足つきが余裕がなかったとしても、取り回しのしやすい重さなのではと思います。収納力があると、色々と物を積んでしまうので、車体自身の重さができるだけ重くないのは嬉しいです。(笑) 同じ150ccのビッグスクーターで収納力があっても、ある程度の車重があるので私にとって取り回しが難しかったりするんですよね。

想像以上の力強さを感じるエンジンは、あっという間に速度があがります

 ではいよいよ発進です! エンジンをかけてアクセルを開いてみると、コンパクトさからは想像以上のギュンっと力強さを感じます。あっという間にスピードを上げられるので、これなら高速道路でも、流れにちゃんと乗れた走行ができると思いました。

スポーティな走りは、ライディングを楽しむことができる

 取り回しのしやすい、気軽に乗れる街乗り用スクーターかと思いきや、それだけじゃありません。発進からすぐにある程度のスピードに上げられる点は、高速道路などやスポーティーなライディングを楽しむこともできます。それに伴いブレーキの反応が良く、このパワーに相応しい機能性の高さを感じられます。

 収納力やフラットなステップがあるので、一見街乗りにぴったり、と思いきや、その時のシーンに合わせてライディングポジションを変えられることや、スポーティーに走りたいライダーの欲求を満たしてくれます。また、オリジナル性を高めてくれる液晶パネルとアプリの組み合わせも、乗り続けていくことでどんどん楽しさを広げてくれるようなワクワク感があると思います。

 私自身、今回試乗した「Racing S 150」は、街乗りとスポーティーさを兼ね備えたバイクがあることに驚きました。台湾のメーカーではありますが、日本で乗るのにもぴったりなバイクだと思います。街乗り、スポーティーと、どちらも体感したい、そんなわがままに応えてくれるバイクですね。

■小野木里奈YouTubeチャンネル『時速ONOキロメートル』

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