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レンタルバイクの活用方法を基本知識から徹底解説

バイクのニュース / 2021年6月8日 9時0分

乗りたい時間だけ借りられるレンタルバイクは、その日の行き先に合わせてバイクを変えたり、1日のあいだに数種類のバイクに乗り変えたりできます。嗜好性が強いと言われるバイクを借りられるレンタルバイクの活用方法とはどういったものでしょうか。

■そもそもレンタルバイクの活用方法とは

 レンタルバイクはその日の行き先に合わせてバイクを変えたり、1日のあいだに数種類のバイクに乗り変えたり、便利に使えるサービスです。もちろんレンタルであるためバイクの取り扱いには注意が必要です。自動車と違いバイクには特有の事故があるため、レンタカーより気をつけなくてはいけません。しかし、目的地に着くための移動手段以上にレンタルバイクには便利な活用方法があります。それはどんなものでしょうか。

 まずレンタルバイクの活用方法では、自分自身が乗りたいと望むバイクと実際の乗ったバイクの相性がチェックできます。フルカウルのスポーツバイクに乗りたいという気持ちからバイクの免許を取っても、実際にセパレートハンドルを握り、前傾姿勢をしながらバイクを運転するのは覚悟や慣れ、訓練が必要です。

 バイクの特性を十分に知らずにバイクを買うのはおすすめできません。見た目だけでバイクを買うと、すぐに乗らなくなり、売却してしまうこともあります。それではお金と時間を無駄にしてしまいます。

 バイクには少なくともツアラー、オフロード、スーパースポーツ、ネイキッドなど特性の違うバイクがあります。乗りたいと思う同じ特性のレンタルバイクを半日、1日借りてみると、実際に乗ってみたバイクの「リアル」が体験可能です。買ってから「思っていたのとは違った……」にならないようにレンタルバイクを有効活用してみましょう。

 ほかの活用方法は遠方にバイクを持っていかなくても、現地でバイクが乗れることです。ライダーが憧れるロングツーリングで「北海道ツーリング」をしたいと思うのではないでしょうか。しかし実際に実行するとなると、バイクをどうやって北海道まで持っていくかという問題を解決しなくてはいけません。

日本各地から北海道フェリーでバイクを運ぶのにも時間がかかります

 フェリーで運ぶとなるとそれだけで往復数日必要です。それでは北海道ツーリングを楽しむ時間が減り、実際はフェリーで過ごした時間が最も長いというツーリングになってしまうかもしれません。レンタルバイクなら北海道の現地で借りてすぐにツーリングに行けます。バイク用品まで一式レンタルすれば、手ぶらで北海道ツーリングが実現します。

 レンタルバイクを代車にする方法もあります。バイクを主な移動手段にしている人にとって、バイクを修理や車検で整備工場に預けている期間中バイクがないと不便です。そのとき整備工場にバイクの代車があればよいですが、ない場合はレンタルバイクを利用すると普段と変わらない生活スタイルが維持できます。

■レンタルバイクのメリット、デメリットや注意点とは

 以上のようにレンタルバイクは使いかた次第で得られるもの、できることが広がります。レンタルバイクのメリットは多種類のバイクを短期間に乗り換えられることです。バイクを購入しながら、種類の違うバイクに乗ろうと思ったら、数年、10年単位の期間が必要になるでしょう。

高価格帯のバイクもレンタルすることが可能

 借りる度に費用が必要ですが、短期間に乗り換えができるのは大きなメリットです。そのなかでご自身が本当に欲しい1台を決めて、買うとバイクを所有する満足度がさらに上がると言えるでしょう。加えてレンタルバイクを使うとお金を貯めなくても、高級モデルや外車が気軽に乗れるのがメリットです。

 例えば東京都大田区で運営する輸入車専門「モトオークレンタル東京大田店」では、イタリアのモトグッチ「V7」やイギリスのトライアンフ「ボンネビルT100」、イタリアのアプリリア「SX125」を借りることができます。

 車を運転するとき運転免許証があれば乗ることができます。それはレンタカーも変わらないと言えるでしょう。しかし、バイクは免許だけでは乗れません。バイクを公道で乗るときに必ず必要になるのはヘルメットです。さらにグローブなどバイク用品を揃える必要もあります。最低限の装備としてヘルメットとグローブだけを買うとしても、それなりの金額になります。レンタルバイクならバイク用品も借りられる店舗があるため、買うよりも安く費用を押さえられます。

 借りるわけですからバイクの維持費、税金や車検の支払いが要りません。レンタルバイクを借りた期間だけを見ると、レンタル料や保険代などは割高に見えます。しかし、毎年、毎月支払うことがないため、長期で見ると格安と言えるでしょう。

 とはいえレンタカーと比較するとレンタルバイクのレンタル費用は割高と言えます。レンタルバイクのモトオークではミディアムグレード、排気量126cc~400ccのレンタル料が4時間で9800円。ニッポンレンタカーの軽自動車は6時間で5390円です。この価格差をどう見るかは意見が分かれると言えるでしょう。

 一般的にレンタカーで事故を起こしたら保険の対象になります。しかし、バイクは保険の適用外の事故が起きやすい乗り物と言えるのではないでしょうか。バイク特有の事故は「立ちゴケ」です。しかし、立ちゴケは事故扱いで保険では対応できない可能性が高いです。

 理由は保険で定義される事故を起こしたわけではないからです。ですが、バイクは傷つきます。その修理代を請求されると思ってください。レンタルバイクを借りるときは免責条件を必ずつけてバイクを借りるようにしなければいけません。バイクにキズ1つ付けたら、修理代が請求されるという事態になる可能性があるからです。

 レンタルバイクの保険「レンタル819」は有料オプションで車両補償を用意しています。同様にヤマハバイクレンタルも免責オプションがあります。必ず入るようにして下さい。立ちゴケでなくても、わずかな擦り傷で10万円を超える修理代を請求されたという事例もあります。借り物である以上、事故への予防と対処、免責条件オプションに加入を忘れずにしておきましょう。

 デメリットは有るもののレンタルバイクは使いかた次第でよい経験ができて、楽しいロングツーリングを手軽に実現できる選択肢の1つと言えるのではないでしょうか。

※ ※ ※

 レンタルバイクは多種類のバイクを必要な期間だけ借りることができる便利なサービスです。嗜好性が強いバイクの楽しみを広げる1つの選択肢と言えます。しかし、車と違いバイク特有の事故があるため、十分な補償とオプションを用意しておきましょう。

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