【MotoGP】ヤマハがM・ビニャーレスとの契約を2021年で終了

2021年もMotoGPに参戦中のヤマハとマーベリック・ビニャーレス選手は、2022年までの契約を、今シーズンをもって終了することに合意しました。M・ビニャーレス選手はどのような心境なのでしょうか。

■コンストラクターズランキングトップのモンスターエナジー・ヤマハMotoGP

　2021年もMotoGPに参戦中のヤマハとマーベリック・ビニャーレス選手は、2022年までの契約を、今シーズンをもって終了することに合意しました。

　ヤマハはM・ビニャーレス選手と5年目のシーズンを迎えていますが、2021年を最後に別々の道を歩むこととなりました。また、2021年シーズンを最高の形で終えるため、互いに最大限の努力を払うことを約束しています。

　今回の発表に際し、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクターのリン・ジャービス氏とM・ビニャーレス選手は次のようにコメントしています。

■リン・ジャービス氏（ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター）

ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクターのリン・ジャービス氏

「今年をもってビニャーレス選手に別れを告げるのはとても悲しいことです。私たちは5年目のシーズンを過ごしていますが、この間、多くの成功とともに多くの困難も経験してきました。

　最も困難な週末となったドイツGPを終えアッセンで話し合いを持ち、別々の道を歩むことがお互いのためになるという結論に達しました。ヤマハはこれまで同様、ビニャーレス選手を全面的にサポートし、最高の形で今シーズンを終えられるよう最大限、努力します」

■マーベリック・ビニャーレス選手

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのライダー、マーベリック・ビニャーレス選手

「この5年間のパートナーシップは私にとって非常に大切で有意義な時間であり、別々の道を歩むことは難しい決断でした。ともに過ごしたこれまでに、大きな成果と厳しい結果の両方を経験しましたが、根底にあるのは尊敬と感謝の気持ちです。

　残りのシーズンでは、最高の結果を残すために全力を尽くします」。

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　第9戦オランダGPを終え、コンストラクターズ・ランキングトップのモンスターエナジー・ヤマハMotoGP。残り10戦でどのような結果を見せてくれるのか注目したいところです。