80台限定のKTM「450 RALLY FACTORY REPLICA」 すぐに砂漠を走れる高性能モデルの最新型公開

オーストリアのバイクブランド「KTM」は、レースで得たノウハウをフィードバックして開発された80台限定のモデル「450 RALLY FACTORY REPLICA」を公開しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

■レースで得たノウハウを投入した特別なモデル

　オーストリアのバイクブランド「KTM」は、レースで得たノウハウをフィードバックして開発された80台限定のモデル「450 RALLY FACTORY REPLICA」を公開しました。

　2001年から2019年までダカールラリーを支配してきたKTMが少数のみが生産している450 RALLY FACTORY REPLICA は、Red Bull KTM Factory Racingのトビー・プライス選手、マティアス・ウォークナー選手、サム・サンダーランド選手からのフィードバックをもとに開発された、ラリー競技の代名詞ともいえるモデルです。

　2022年仕様の450 RALLY FACTORY REPLICAは、ラリー競技の厳しい要求に応えるべく、テクニカルセクションだけでなく、砂丘を高速で駆け抜けることもできるように設計。

450 RALLY でダカール・ラリーに挑むRed Bull KTM Factory Racing のマティアス・ウォークナー選手

　レースで実証された信頼性の高い排気量450 ccの SOHCエンジンと競技用シャシーを組み合わせて構成されています。

　また、レースで使用される車両に近い仕様とされた新型モデルでは、最先端のコーンバルブテクノロジーを採用したWP製XACT PROクローズドカートリッジフォークやフルアジャスタブルリアショックを採用。高品質なアクラポヴィッチ製エキゾーストも装備されています。

　現状、450 RALLY FACTORY REPLICAの日本導入についてはアナウンスされていませんが、KTMの発表によると同モデルの販売2021年9月以降に開始されるようです。