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原付電動バイク・自転車の区分切り替えが可能に!! glafit「ハイブリッドバイクGFR」のモビチェン機構が日本初の案件として認証

バイクのニュース / 2021年7月5日 12時0分

電動バイクの製造・販売を行うベンチャー企業「glafit株式会社」は、同社が販売する「ハイブリッドバイクGFR」(以下:GFR)に「モビリティ・カテゴリー・チェンジャー」(以下:モビチェン)の機構を取り付けた場合は、電動バイクと自転車の切替えを認める通達が警察庁より発出されたと発表しました。

■真の意味で「ハイブリッド」になったglafit「GFR」

 電動バイクの販売を行うベンチャー企業「glafit株式会社」は、同社の電動バイク「ハイブリッドバイクGFR」(以下:GFR)に「モビリティ・カテゴリー・チェンジャー」(以下:モビチェン)の機構を取り付けた場合は、電動バイクと自転車の切替えを認める通達が警察庁より発出されたと発表しました。

 glafitが販売する折りたたみ電動バイクGFRは、自転車のようにペダルを漕いで走行することも、スロットルでバイクのように走行することも出来るハイブリッドモデルです。
 
 glafitは、内閣官房日本経済再生総合事務局(現・成長戦略会議事務局。規制のサンドボックス制度 政府一元窓口)のサポートを受けて和歌山市と、規制のサンドボックス制度に共同申請し、2019年10月17日に実証計画が認定されました(経済産業省、警察庁、国土交通省認定)。

電動バイクと自転車の切替えを認める通達の発出前と発出後の変更点

 この認定に基づき、glafitは2019年11月から行ってきた実証実験を経て、GFRに要件を満たす「モビチェン」機構を自社開発しました。関係省庁でもご検討をいただき、警察庁での最終確認を経て、車両区分の切替え第1号案件として、1台の車両で電動バイクと自転車の切替えを認める通達が出されました(2021年6月28日発出、2021年7月1日公表)。

 これまで「ペダル付きの原動機付自転車」は、原動機を作動させずペダル走行させる場合であっても、原動機付自転車の属性は変化せず、原動機付自転車が運転可能な場所(通行区分)や運転方法に従うこととなっていました。

glafitの電動バイク「ハイブリッドバイクGFR」

 GFRに搭載可能なモビチェンは、切替えを認められる要件を満たすように、警察庁の指導を受けながら、glafitが開発した専用の機構で、今後はモビチェンを活用した新しいモビリティの開発も行っていく予定といいます。

 なお、モビチェンはglafit社以外の「ペダル付きの原動機付自転車」への取り付けは不可となっています。

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