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『小野木里奈の○○○○○日和』は、車体サイズに驚かされる原付二種スクーター「Downtown 125i」に試乗します

バイクのニュース / 2021年7月12日 13時0分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、250ccクラスのビッグスクーターを一回り大きくした印象の原付二種スクーターKYMCO「Downtown 125i」に試乗します。

■原付二種に見えない車体サイズに驚き

 皆さんこんにちは、小野木里奈です。今日は大磯ロングビーチで開催された、JAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会にて、KYMCO「Downtown 125i」に試乗したので、ご紹介したいと思います。

 まずこちらの大きいスクーターは125ccなのです!前回の記事でも書いたKYMCOのTersely S 125も、この大きさで原付二種なんだ、と驚きましたが、正直こちらの「Downtown 125i」を見た時の方が驚きましたね (笑)。 原付二種でこんなビッグスクーターがあるのですから、びっくりです。ちなみに、こちらのボディは350ccモデルと同じものなんだそうです。そりゃ、でかいわけだ!(笑)

 Downtown 125iの装備重量ですが、178kgと私が想像していたよりも軽かったです。見た目がどっしりとしていたので、200kgくらいあるのかなぁと思っていました。そして、サイドから見た時のこの車体の長さ!(笑) 全長は2250mmもあるんですよ!

 カラーは3種類と、どれもモノトーンベースでシンプルな色合いです。ビッグスクーターはサイズや形で既に存在感があるので、カラーに派手さが少ないのはいいなと個人的に思います。この中だったら、私は黒が好きなのでパールブラックがいいですね。あとは、Downtown 125iの顔が切長の目を連想させるようなフロントライトの形やシュッとしたフロント周りの形が好みですね。シールドの形もフロントから流れるようなデザインで、顔がイケメンのビッグスクーターな印象です!これだけイケメンで、ずっしりとした大きいスクーターで、後ろからピンクのナンバープレートを見た時はとても違和感を感じますよね。(笑)

シート下にはヘルメットが2個入る収納スペースがあります

 次に収納力の凄さ。さすが、ビッグスクーターともいえるサイズです。なんと、フルフェイスヘルメットが2個もシート下に収納できるのです。はい、優秀。(笑) これは都内で仕事や買い物をするのに心強い味方です。私は個人的に、スクーターの足元にあるフックに荷物はかけたくないのです。足元で荷物が揺れたりズレ落ちたりすることを心配してしまい、運転に集中できないんですよね。

 また、リアボックスも、いかにも荷物入れというような感じがしてビジュアル面ではあまりつけたくないなぁと思います。特にDowntown 125iはシンプルなデザインだからこそ、荷物を運ぶためだけのバイクとしたくないなと思います。便利さも大切ですが、やっぱりバイクは格好良くも乗っていきたいからです。これらのことを踏まえると、やはりシート下にこれだけの収納があると、安全にそして荷物をいかにも積んでいます、というように思わせないようにできるので、私はこの大容量の収納がお気に入りです。そして、ハンドル下には左右両方にも収納スペースがあり、小物類も入れることができます。ビッグなだけあって、収納力もビッグです!

シート高810mmで、足つき性は両足爪先立ちになります

 さて、それでは恒例の足つきチェックです!私(身長160cm)にとっては、ビッグスクーターということもあり車幅もある程度ありますので、ちょっと足は爪先立ちに。シート高は810mmです。ずっしりとしていますし、スクーターなのでニーグリップをすることもできないので、最初慣れるまで車体を支えるのに少し不安になりました。しかし、車重が178kgとめちゃくちゃ重いというわけではないので、私でもなんとか取り回しもすることができます。

左右にアナログメーター、中央には情報が表示される液晶モニターを配置

 それではいよいよエンジンスタート!ビッグスクーターということで、液晶メーターのスペースも広々としていて、ぎゅっと小さくまとめられていないので、ひとつひとつの情報がとても確認しやすいというのが印象的です。125ccのエンジンでこの巨体を動かすのだからどんなものだろうと思いきや、あれ?全然問題ないぞ?と(笑)

 本当に125ccなのかしら?と感じさせるパワーがあり、滑らかに発進します。ビッグスクーターで、足つきや大きさからバランス取るのが不安だったのですが、ちゃんとパワーもありバイクを走らせてくれるので、そんな不安を取り除いてくれました。シートの座り心地も良いので揺れも少なく、なんだかちょっと良い椅子にゆったりと座って進んでいるような感覚です。

ゆとりを持てる運転姿勢に、125ccながらパワフルなエンジンを搭載したことでライディングを楽しむことができます

 何より運転しているときの姿勢が楽なこと!二人乗りするときもゆったりポジションで、快適に楽しくさせてくれることでしょう。大抵のバイクは、後ろに乗っている方がスペース的にちょっと辛かったりするのですが、Downtown 125iは、ビッグスクーターという大きさが強みなので、座った時の姿勢がとても楽だと思います。

 原付二種は、高速道路には乗れませんが、税金や保険、ファミリーバイク特約など、経済的にとてもうまみのあるクラス。そして、原付一種のように二段階右折や法定速度が時速30kmではないので、道路では車と同じ流れで走ることができ、とても嬉しい魅力が満載のクラスです。

原付二種スクーター「Downtown 125i」の車体サイズは存在感抜群です

一方で、私はこのクラスではボディが小さいサイズのものがほとんどだというイメージが強かったので、小さなスクーターはデザインの格好良さをそこまで求められるものじゃないのかな、と考えておりました。でも、この「Downtown 125i」に出会って、そのイメージを完全に覆させられました!

 125ccでもボディが大きく、ラグジュアリーに乗れるような原付二種スクーターもあるんだぞ、とバイクに言われたような気がします。(笑) 原付二種で、存在感のあるビッグスクーターをお探しの皆さん、是非こちらの、KYMCO「Downtown 125i」をおすすめいたします!

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