1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

公道走行可能で電車も乗れる!? 超小型EVバイク「Aioon」一般販売開始

バイクのニュース / 2021年9月14日 19時0分

最小級の公道走行可能で公共交通機関への乗り入れも可能なバイクシリーズ「Aioon」の一般販売が開始されました。

■電車も乗れる超コンパクトな電動バイク

 合同会社Niiroは2018年より準備を進めてきた電動バイクブランド「RIDE ON」を立ち上げ、第一弾モデルとなる最小級の公道走行可能で公共交通機関への乗り入れも可能なバイクシリーズ「Aioon」の一般販売を開始しました。

 Aioon(アイオーン)は、ギリシア語やラテン語で「時代」を意味する言葉で、例えばスマートフォンが携帯電話の時代を塗り替えたように、Aioonシリーズもまた移動に新しい時代と変革をもたらせるようにとの願いが込められています。

 そしてこのRIDE ONプロジェクトは、日本人のための電動バイクが作りたいという思いからスタートしました。

 そもそも電動バイクが本格的に世に出始めたのは1990年代初頭といわれており、大気汚染に頭を悩まされていた中国政府がバイクの新規ナンバープレート発行を禁止したことに端を発します。

 こうして電動バイク需要が急速に高まった中国は、世界最大の電動モビリティ産出国のひとつとなり、今や世界標準で見ても高い評価を受けるようになりました。

 日本でもここ数年、各社が競うように電動バイクを発売するようにはなったものの、その大半が中国で出来上がった製品を日本に輸入して販売する形態となっています。

 そうした背景を受け、製品自体の性能は保ちながらも、より日本の住宅事情や道路状況にあった製品を生み出すべく、5万台以上の輸出実績を誇る大手電動モビリティメーカー「TAIZHOU」との共同開発で、Aioonは生まれました。

折りたたみ式電動原付きバイク「Aioon」。軽量コンパクトで持ち運びやすい形状となっています

 そんなAioonは、本体を軽く持ち上げるだけの簡単折り畳みデザインを採用し、折り畳んだ状態でトランクのように持ち運べる引っ張りハンドルとキャスターが標準装備されているため、女性でも買い物カートを引くような感覚で簡単にバイクを持ち運ぶことが可能。電動バイクとしては破格の軽さである本体重量16.5kg(電動自転車の平均重量27.5kg・電動原付の平均重量約50から100kg)に加え、自立収納可能でクルマの助手席にも収まります。

 また、Aioonは小さくてもれっきとした原付ですが、折りたたむと手荷物扱いになるため、電車やバスにも一緒に乗ることができ、クルマに積んでもOK。走行中のクルマの電源からも充電可能なので、車中泊やキャンプにもピッタリです。

■ Aioon 主要諸元

・クラス:原付1種
・バッテリー種類:リチウムイオン電池
・定格出力:360W
・最高速度:25km/h
・航続距離:30km
・バッテリー定格容量:7.6Ah 36V
・充電時間:4.5h
・サイズ(L×W×H):110×53×107cm
・ブレーキ(前/後):ディスク
・タイヤサイズ(前/後):8インチ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください