キャンプツーリングにもオススメ! 荷物の積載量が多いバイク5選!
バイクのニュース / 2021年9月19日 9時0分
近年高まるアウトドア人気。中でも、バイクでキャンプに出かける「バイクツーリング」に注目が集まっています。キャンプツーリングに赴く際に欠かせない要素といえば、バイクの積載量でしょう。キャンプツーリングにおすすめの積載量の多いバイクには、どんなモデルがあるのか。
■キャンプツーリングにおすすめの積載量の多いモデル5選!
キャンプ道具を多く積むことができるバイクの中でまず始めに紹介するのは、ホンダ「Gold Wing Tour」です。バイクとしては唯一の水平対向6気筒1833ccエンジンを搭載。7速とリバースのDual Clutch Transmissionにより、スムーズで素早い変速とスポーツバイクならではのダイレクトな駆動力に加えて、燃費や静粛性も持ち合わせているモデルです。
タンデムでもゆとりの空間があり、スウェード調のシートは触り心地がよく、ホンダ最高級ツーリングモデルの上質さを感じることができるでしょう。
ツーリングへの荷物を積載するため、一般的なバイクではオプションでパニアケースを取り付けます。しかし、Gold Wing Tourは容量61Lのリアトランクを標準装備しているだけでなく、サドルバッグとあわせると121Lもの積載量を誇るのです。リアトランクは、ヘルメットを2つ収納しても余裕があるほど充実した収納スペース。また、121Lの総容量があれば、2人分の3泊4日相当の荷物を収納することも可能です。
二輪車用エアバッグシステムを標準装備するなど、安全性能も追求。新車価格は346万5000円(税込)です。
ホンダ「CRF1100L Africa Twin」
次に紹介するのは、ホンダ「CRF1100L Africa Twin」です。
「どこへでも行ける」という基本コンセプトに相応しく、オンロードも、オフロードも、あらゆる道を走破できるモデルです。
ホンダ純正アクセサリーのパニアケースとトップボックスを取り付けることで、最大で128Lの総積載量を確保できるのが大きな魅力。ホンダ純正パニアケースには、強固かつ軽量なアルミ材と樹脂製の2種類があり、どちらも左右あわせて70Lの容量があります。また、容量58L の樹脂製トップボックスは、フルフェイスヘルメット2個を収納できる大きさです。
1082ccの水冷直列2気筒エンジンを搭載しており、オフロードでの力強い走りと長距離のツーリングにおける快適性をあわせ持っている点も注目に値します。
液晶タッチパネルのメーターはApple CarPlayに対応しているため、iPhoneをケーブル接続することで、音楽プレイリストや地図情報も利用可能です。新車価格は161万7000円に設定されています。
ヤマハ「TRACER9 GT」(アクセサリー装着なし)
続いて紹介するのは、長距離の巡行性能を重視したスポーツツーリングタイプのバイクで、優れた快適性と居住性を兼ね備えたヤマハ「TRACER9 GT」です。エンジンには、888ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列3気筒エンジンを搭載しています。
ロングツーリング用に左右30Lずつのサイドケースと、50Lのトップケースが純正アクセサリーとして用意されており、3ケース装着すると合計110Lの積載容量を確保可能です。また、サイドケースを取り付けるためのステーにはダンパーを内蔵。サイドケースの振動を低減して、サイドケース搭載時の高速走行でも、優れた直進安定性を確保します。
さらに、スポーツ性能と乗り心地の両立を図るために、電子制御サスペンションを採用しているほか、フロントには大型スクリーンを装備し、走行時の風による疲労を低減しています。4速、50km/h以上の走行時にクルーズコントロールシステムをセット可能な点もポイントです。新車価格は、145万2000円に設定されています。
カワサキ「VERSYS 1000 SE」(アクセサリー装着なし)
左右のパニアケースとトップケースの取り付けが可能な、カワサキ「VERSYS 1000 SE」も、積載量の多いモデルです。
パニアケースはフルフェイスヘルメットが収納できる大きさで片側28 L、トップケースは47Lの容量があり、総積載量は103Lを誇ります。
エンジンには1043cc水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載しており、低回転域でのクルージングと、中高回転域でのアグレッシブな走りの両方を楽しめるバイクなのです。「ANY ROAD ANY TIME」をコンセプトに、さまざまな路面状況下において、ソロでもタンデムでも、快適に走行できるように工夫されています。
インストゥルメントパネルは、アナログ式のタコメーターとフルカラーTFT液晶スクリーンを組み合わせており、走行状況に応じた必要な情報を優先的に表示できるデザイン。DCソケットと電源供給ケーブルが搭載されているため、アクセサリー類への電源供給も容易にしています。新車価格は、199万1000円です。
スズキ「Vストローム650XT ABS」(アクセサリー装着なし)
最後に紹介するのは、スズキ「Vストローム650XT ABS」。645ccの水冷4サイクル90度VツインDOHC4バルブエンジンを搭載した、スポーツアドベンチャータイプのバイクです。トラクションコントロールシステムを搭載しているため、エンジン出力を効率よく路面に伝えることができ、快適な走行が可能なモデルでもあります。
純正のサイドケースとトップケースには、アルミ製と樹脂製の2種類がラインアップ。最大サイズのものを搭載すれば、サイドケースに左右各37L、トップケースに55Lの容量を確保でき、総積載量は129Lとなります。
車体色は4種類をラインアップしています。「グラススパークルブラック/キャンディダーリングレッド」や「オールトグレーメタリック」など、レッドやブルーが際立つ色合いが洗練された高級感を演出してくれるでしょう。
幅広い配光特性のある上下2灯式のヘッドライトを採用しており、メーカー希望小売価格は96万8000円です。
※本記事で紹介した価格やスペック等のデータは、2021年9月現在の情報です。
※ ※ ※
キャンプツーリングにおすすめの、積載量が多い5つのモデルを紹介しました。総積載量が120L 前後あるモデルは、かなりの荷物を収納することができるため、アウトドア時に活躍すること間違いありません。
一方、バイクに積載できる荷物の重量は道路交通法で定められており、自動二輪車の場合は60kgが上限です。多くの荷物を積載する場合は、重量に気をつけましょう。
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