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『小野木里奈の○○○○○日和』 高速道路でも気持ちに余裕が持てるベスパ「GTS SuperTech 300」の魅力

バイクのニュース / 2021年10月11日 13時0分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、高速道路でも焦らずに乗れるベスパ『GTS SuperTech 300』。滑らかな加速と走行中の安定感は、気持ちの余裕もあり体への負担も少なくてすみます。

■高速道路を走行できるスクーターで長距離ツーリング可能なのか?

 皆さんこんにちは、小野木里奈です。先日、初のスクーターで長距離ツーリングしたので、今日はそのことについてお話ししたいと思います。相棒のスクーターは、前回の記事でご紹介した、ベスパの『GTS SuperTech 300』でございます。このベスパちゃんに乗ってなんと、河口湖まで行ってまいります!! 先日も撮影で河口湖近辺まで行ってきまして、その際はマニュアル車だったんですよ。同じ距離を今回はスクーターで走るということになります。

 スクーターは、近場の移動や買い物など、長距離というよりは頻繁に短い距離を走るために使うというイメージが私の中であります。実際に高速道路を走っているとスクーターも見かけますが、長距離のツーリングとなるとマニュアル車で走っているライダーの方が多いなという印象です。そんな印象を持っている私ですが、せっかくなのでこのおしゃれなベスパちゃんでツーリングを楽しんでこようと思います。それでは、レッツゴー!!

 ベスパ「GTS SuperTech 300」は排気量278ccなので、排気量的には高速道路を走るのには問題のない数字です。ドキドキしながら都内の首都高速道路の料金所から発進します。加速度は滑らかなので、すぐに到達したいスピードに加速するかと言われたら、そうでもないのですが、初心者や高速道路に慣れていないライダーにとってはこれくらいの加速具合がちょうどいいです。

高速道路でスピードをある程度上げたら、楽に車の流れにのることができます

 そして、スピードをある程度上げたら楽に周りの車の流れにのることをキープできました。例えば、今まで同じくらいの排気量のマニュアル車で高速道路に乗るとき、発進してからスピードに乗るまでクラッチとギアの操作をしてスピードを上げていきますが、スクーターは基本的には、アクセルを開けるのみなのでライダーにとっての作業の負担が圧倒的に少ないです。さらに、このベスパちゃんは滑らかな加速だからこそ、ちょっと間違えてアクセルを開きすぎてもその通りにすぐにスピードが上がるわけではないので、焦りを解消してくれます。

 途中でパーキングに寄り少し休憩。同じパーキングで前回も休憩しましたが、体の負担は今回の方が少ないかなと思います。ただ、その時は初めての長距離運転で、試乗車で初めて乗るバイクでもあったので、今よりもさらに気が張っているということも大きな原因だと思います。

運転姿勢が楽なので体に負担なく走行できます

 また、気楽に走れたと感じるのが運転姿勢です。このバイクに乗った時、上半身が前屈みにならず、起こした状態で運転できること、そのうえ、足元もこのようにフラットな足元なのです。体が自然な位置にあるので、全身に力が入りにくい姿勢ということは、長い時間運転していて疲れにくいなと感じました。スクーター最高ですね!(笑)

 運転中は、このように運転姿勢が楽なので、ライダーの体に負担を感じにくいのはもちろんなのですが、料金所でもすごくありがたかったことがありました。このような取材や撮影でメーカーからお借りしているバイクなので、基本的にはETCがつけられないことが多いのです。

いつも一般の料金所を利用するのですが、その時に毎回スタンドを立てて停車し、料金を準備したりチケットを受け取っています。その時、足つきが悪くてもスタンドを立ててバイクを停めてしまえば、車体を支えることは問題ないのですが、マニュアル車だとタンクの部分がボリューミーでバッグとの相性でお金を準備しにくい時があったんです (笑)

高速道路の料金所でETCを装備していなくても、バッグやポケットからお金を出す時に手を動かせる空間が広々しているのはとてもありがたい

 それが、こちらのベスパちゃんだとタンクがお腹の前にあるわけではないし、バッグやポケットからお金を出すにしても手を動かせる空間が広々しているのはとてもありがたいのです。

 初心者やまだ高速道路に慣れていないライダーの方は、好確率でこの料金所で停まっている間焦って行動してしまうと思うんです。自分の後ろに車やバイクが並んでいるのを見つけてしまったら、なおさらです。そういう時、焦らず落ち着いて行動していただきたいですが、やっぱりなんだか待たせてしまうのが申し訳なくて焦ってしまうもの。だからこそ手を動かしやすい空間があるのは、スクーターならではなのかなと感じます。

 そんなこんなで、河口湖まで高速道路をずっと走ってきましたが、正直体への疲労感は前回よりも少ないですし、気持ちに余裕もあって流れる景色を堪能できました。確かに到達したいスピードまでの流れは、マニュアル車より物足りないなと思われるかもしれません。ただ、高速道路に慣れていないライダーの方にとっては、まずはこれくらいがベストかなと私は思います。そして、スピードに乗ってしまえば、GTS SuperTech 300の場合は、排気量も278ccあるので高速道路の流れに乗ることは苦でありません。

 スクーターは近場で気軽に乗るイメージが強かったのですが、こんな風に高速道路を使って長距離ツーリングをするのにも全然楽しめる乗り物なんだなと新しい発見ができました。また、長距離運転を初めてする方でもし体への負担を心配しているのなら、スクーターで体験してからマニュアル車でもツーリングに行ってみるのもいいかもと思います。

スクーターでの長距離ツーリングは、体に負担もなく旅を楽しめます

 最初にスクーターで距離感覚や運転する時間を体感してみて、自分の中でイメージできてからマニュアル車に乗ってみるということです。今回の相棒で乗ったベスパちゃんもそうですが、今はオシャレなスクーターがたくさんあります。私も、今回ツーリングしてみて、今度は排気量がもう少し大きめのスクーターで長距離ツーリングにチャレンジしてみたいです。皆さんも是非スクーターライフ楽しんでいただくことをオススメします!

■Vespa GTS SuperTech 300
価格:77万円(税込)

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