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悪夢から生まれた迷宮のような極限状態スリラー!『アンテベラム』

バイクのニュース / 2021年11月6日 15時0分

まったく異なる境遇を生きる二人の女性が、理不尽な極限状況に引きずり込まれる姿を迷宮のような映像で描く極限スリラー『アンテベラム』が、2021年11月5日(金)より全国ロードショー中です。

■“悪夢”をベースに作り上げたスリラー

 ホラー/スリラー界に新風を吹き込んだジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』(2017年)と『アス』(2019年)などを手掛けてきたプロデューサーが、新たな衝撃作『アンテベラム』を世に放ちます。監督を務めたのは、本作が長編映画デビューとなるジェラルド・ブッシュ&クリストファー・レンツのコンビ。主演は数々のアカデミー賞/グラミー賞作品に出演している実力派女優であり、シンガーとしても人気を集めるジャネール・モネイです。

 本作は、リベラル派の人気作家ヴェロニカと、アメリカ南部で奴隷として過酷な労働を強いられているエデンという、まったく境遇の異なる女性が主人公です。しかし、ジャネール・モネイがこの二人の役を演じていることが本作のキモとなります。とはいえ、ネタバレ要素はできるだけ少ないほうが楽しめる作品ですから、これ以上は説明しないほうがよいでしょう。

トライアンフ・スラクストンRS(2020)

 ジャネール・モネイだけでなく、ジェナ・マローンやカーシー・クレモンズ、ガボレイ・シディベなど脇を固める女性キャストも気になります。しかし“バイク目線”では、ジャスパー司令官を演じるジャック・ヒューストンに要注目。彼はロバート・デ・ニーロやジョン・マルコヴィッチ、人気ラッパーのクエヴォらと共演する『Wash Me in the River(原題)』が2022年に公開予定ですが、オフロードタイヤを履かせるなど無骨なカスタムが施されたトライアンフ・スラクストン1200Rを駆る姿が、本国の映画メディアで報じられています。

『アンテベラム』(c)2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 なんと、監督が見た“悪夢”が脚本のベースになっているという本作。正反対と言っても過言ではないヴェロニカとエデンに共通しているのは、いきなり理不尽な極限状況に引きずり込まれるということ。果たして、彼女たちを脅かす得体の知れないものの正体とは何なのでしょうか? そして、ヴェロニカとエデンが生き延びるために解き明かさなくてはならないものとは? 迷宮のような映像世界で観客の好奇心をかき立て、想像を絶する“真実”を突き付ける『アンテベラム』は、2021年11月5日(金)より全国ロードショー(TOHOシネマズ シャンテのみ11月7日より)です。

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